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根拠ある有機栽培を知る

10月からとある野菜栽培講座に参加しています。その講座の一環として、先日、三重県に研修に行ってきました。
その研修の内容がすごいのなんのって...

有機栽培って言葉は一昔前まえから聞いていたけど、私の中ではなんとなく自然に良い農業の型のひとつなんだろうとうっすら認識していたくらい。
なんなら、正直眉唾ものな印象でした。ちゃんとやってる人ってどれくらいいるんだろう...って(超失礼💦)

自分で畑をいじるようになって4年、有機栽培がブームになっていると感じる一方で、統計的にみるとやってる人は営農者全体の1%にもみたない。
それもそう感じる理由のひとつでもありました。

さらに、実際にやってみると化学肥料や農薬を使わない有機栽培は収量や品質が安定しない、有機質肥料や堆肥の調達や散布が重労働...など、安定供給を求められる生産者からしたらいわゆる慣行農法のメリットしか感じない。よくて、特別栽培(減農薬、減化学肥料)だわ、って感じ。

でも、その慣行農法ではいろいろと限界がきているのも事実。
連作障害による減収、対策のために更なる農薬類の使用が増えてコスト増、化学肥料や燃料の高騰(世界情勢に左右されるためコントロール不可)などなど。さらに環境配慮とか求めらるし...
農業=大変で儲からない、って構図が最近は定着している気がする。

そんな中、つきつめるとそれらを一気にまとめて解決できてしまうのが実は有機栽培なのです。

その理屈をこの講座(まだ、序盤)と一回の視察研修で垣間見ることができた気がします。
まだ、全然実践もできていませんし理解にも及んでいませんが、確信めいたものを感じています。

殊、今回に至ってはそれが自分の関心事の一つであり食と農の分野での技術であったことで、私の中で有機栽培がムーブメントに(単純すぎ)。

有機栽培の技術=微生物管理技術の構図発見が今回の研修の最大の収穫だったと感じています。
すごい先生が「誰もが再現可能」で普及しやすい「技術」にしてくれたんです。

そして、この構図は水処理にもつながることかと。

詳細はおいおい。

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