6月3日(土)の日記
今日は朝から台風一過のいいお天気だった。裏の田んぼの水鏡がきれいだったので何枚か写真を撮った。昼間は風が時々強く吹いて洗濯物が飛ばされそうだった。晴れていたが、空気は乾いていたので少し肌寒いくらいだった。
この頃はテレビもネットの記事もほとんど見ないので、世界のことも、国内のこともあまり知らない。わかるのはこの町のお天気と気温くらいだ。
この間、庭の草刈りをしたばかりなのに、また草が伸びたと言って夕方に夫が草刈り機でブインブインと草刈りをしていた。草刈り後の庭は、散髪をしてもらった中学生の男の子のようにさっぱりとしていた。日が沈む頃には風もやんで裏の田んぼの水鏡がきれいだったので、また写真を撮った。
夕飯に実家からもらった朴葉寿司を食べた。母は料理が上手なので、朴葉寿司もあいかわらずおいしかった。
夕飯の後、窓の外を見たら、田んぼの水鏡と空の表情が変わったので、またまた写真を撮った。今日3回目だ。田んぼの水鏡は、代掻きの後の晴れて風のない時にきれいにみえる。田植え前の数日の、田舎に暮らす楽しみだ。
夜になって本を読もうと寝室に行くと、窓の外が明るいことに気がつく。カーテンを開けて空を見たらきれいな月が出ていた。明日は満月だと暦で見たことを思い出す。カエルの声がゲコゲコと今日も元気だ。耳を傾けながら本を読もうと思う。なんでもないけどいい1日だった。
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