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カーエアコンの点検&修理作業(ニッサン ルークス・ML21S)

みなさま こんにちはハッコーカーズです。

ジメジメとした季節ですがもうすぐ後ろに暑い夏が待機しております。

車内で快適な夏を過ごせるように自動車のエアコンの点検&修理を

始めましょう!(=゚ω゚)ノ

カーエアコンが冷えない


ニッサン ルークスです。オーナーは毎年クーラーガスを補充しては

暑い夏の期間を乗り越えてきたみたいでしたけど流石に今年はダメみたい。

早速マニホールドゲージを装着して点検してみると

取りあえずクーラーガスは入ってるぽい(゜゜)

エンジンを始動してACをONにしてみると「ダメだわ~コレ!」(゜゜)

全く高圧側が上がりません。これじゃいくらクーラーガスを入れても

エアコンは冷えません。度重なるガスチャージの功罪です。

エアコン修理の開始です


結果をお知らせしたオーナーから改めてご依頼いただきましたので修理作業

を開始します。フロントバンパーを脱着しないと作業がやり難い。 

ACコンプレッサーが逝かれてますので交換します。

コンデンサーもドライヤー一体型なので今回はAssyで交換します。

エキスパンションバルブ、通称「エキパン」です。

コンプレッサー交換時には是非とも同時交換しておきたい一品です。

新品のエキパン

エキパンを止めているボルトですが大体こんな感じでサビております(゜゜)

再使用すると痩せて折れそうなのでこちらでは必ず新品のボルトに交換です

エキパンを組付ます。簡単そうでそうでもない。

逝かれたコンプレッサー。オイルリターン後にコンプオイルの量を確認。

ほとんどオイルは出てきませんでした。そりゃ壊れますって(^^;)

新品のコンデンサーが届きました。高圧パイプのカシメからも少し滲みが

ありましたので部品の有るうちにパイプも交換しておきます。コレ大事です

リビルトのコンプレッサー&コンデンサーを組付け。

コンデンサーの周りの隙間は出来るだけ埋めてあげます。

これで少しでも冷却効果が上がれば安いもの。

全てが組めたら真空引き作業開始。このまま半日以上は放置しておきます。

次の日にゲージを見ても真空を保っていましたので

きちんと測って規定量をガスチャージしていきます。

基本的にエアコンのガスは車ごとに注入する量が決まっております。

なので以上のことが分れば安易なガスチャージに頼るとACシステムを

結果的に壊してしまうということです。

いい感じに圧力も安定してきました。

テスト走行にいきましょう!


最終チェックの為に走行テスト。

いい感じに冷えております。


テストの日は外気温が33℃~でしたのでとても快適になりました。

ということで今回のエアコンの点検&修理作業が完了!(^^ゞ

オーナーにも冷えを確認して頂き喜んで貰えまして無事に納車。

最近の軽自動車は室内が広い割りにはACのコンプレッサーが小さいし

クーラーガスの量も少ない。たぶん660CCでは限界だと思われますので

~1000CCまで排気量を上げてくれればかなり改善されると勝手に

思っています。でわでわ(^^♪


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