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南アフリカの大学訪問

志望校であるプレトリア大学、ウィットウォーターズランド大学、ヨハネスブルグ大学を回ったのでそれについてとても浅い情報を書いていく。そもそも志望校がハウテン州(プレトリアとヨハネスブルグを含む州)に偏っているので、ステレンボッシュとかケープタウン大学についてはないのでご了承いただきたい。(そもそも日本語が読める人で南アフリカの大学を検討している人がどのくらいいるのか微妙だけども)

プレトリア大学
■設立: 1908年
■学部:
- Faculty of Economic and Management Sciences
- Faculty of Education
- Faculty of Engineering, Built Environment and Information Technology
- Faculty of Health Sciences
- Faculty of Humanities
- Faculty of Law
- Faculty of Natural and Agricultural Sciences
- Faculty of Theology and Religion
- Faculty of Veterinary Science
■キャンパス:
- Hatfield キャンパス  (僕が見学したキャンパス、メインキャンパス)
- Onderstepoort キャンパス
- Groenkloof キャンパス
- Prinshof キャンパス
- Illovo キャンパス (MBA)
- Mamelodi キャンパス など
■特徴:
- 白人比率がとても高い。話によれば約60%。
- Hatfieldキャンパスはプレトリアの平地部分にどかっとあり、キャンパスがキャンパスっぽい。
- セキュリティが厳しく忍び込むのが大変。プレトリア大学はアポイントがないと部外者は入ることができない。(ウィットウォーターズランド大学、ヨハネスブルグ大学はアポなしでも入ることが可能)
- 日本研究センターというのがアフリカで唯一存在しており、そこにはJICAの専門員の方が常駐している。日本人の交換留学生がここ数年2〜3名いるとのこと。
■担当へのアクセス方法:
- セキュリティが厳しいため、何某かのコネクションを元にゲートを突破する必要あり。僕はJICAの方にお世話になった。その後は、各デパートメントのレセプションを見つけ出し、そこで相談を持ちかければよい。

ウィットウォーターズランド大学
■設立: 1922年
■学部:
- Faculty of Commerce, Law, and Management
- Faculty of Engineering and the Built Environment
- Faculty of Health Sciences
- Faculty of Humanities
- Faculty of Science
■キャンパス:
- East キャンパス
- West キャンパス
- Parktown キャンパス
■特徴:
- 黒人とカラードがほとんど。白人の割合は15%強とのこと。これは、アパルトヘイト時代も政府からの黒人排除の要請を断り続けたことにあるとの噂。
- お金持ちの子息が多いためか、生徒は小綺麗な服装をしている。自分が汚く見える。
- 丘にあるので、登り下りが大変。
- ヨハネスブルグCBDというやや治安の悪いところに隣接しているため、大学の外は危険がいっぱい。ただ、危険いっぱいのCBDであるが、大学に隣接したエリアは若者がいっぱいいるという環境のおかげかヒップなコーヒー屋やバーなどが徐々に増えている模様。
- 僕の志望するコンピューターサイエンスの学生は作業場所が提供される。
- ハウテン州の大学で唯一語学学校が併設されている。費用は私立の語学学校と比べて倍くらいするが、評価はとても高い。僕もここの語学学校に4ヶ月程通学した。
■担当へのアクセス方法:
正門に行き、守衛に行きたい学部を伝えれば入れてくれる。そこから自力で移動するが、駐車スペースを探すのが大変などその後の移動はとても困難。各学部にレセプションを探すもはじめて足を踏み入れる人からしたら難しいと思うのでひたすらに道を聞くのがいいと思う。

ヨハネスブルグ大学
■設立: 2005年(前身であるRand Afrikaans Universityは1967年設立)
■学部
- Faculty of Art, Design and Architecture
- Faculty of Education
- Faculty of Engineering & the Built Environment
- Faculty of Health Sciences
- Faculty of Humanities
- Faculty of Law
- Faculty of Science
■キャンパス
- Auckland Park キャンパス
- Doornfontein キャンパス
- Soweto キャンパス
■特徴:
- 黒人とカラードがほとんど。白人は少ない。
- 英語のCertificateが必要ないと言う留学生に最も優しい大学。語学学校で一緒だった他アフリカ諸国から来ていた多くのクラスメイトはここを志望すると言っていた。
- 丘の上にあり、香港のビルみたいな複雑怪奇なビルを中心に形成されている。(何学部か回ったのだが、移動に迷いまくった。)
- 僕が行ったキャンパスの中で最もこじんまりとしていた。
- 授業がない時に作業をする場所などがあまりなさそうな感じ
■担当へのアクセス方法:
Visitor用の入口があり、アプリケーションのために来たと伝えれば入れてくれる。入った後は、総合インフォメーションセンターみたいなのがあるので、そこで各学部がどこに存在するのかなどを聞いて行くのがいい。ただ、建物が複雑なので建物の中で迷いがち。

唯一平地にあるプレトリア大学はキャンパスとしては開放的だしとても魅力的であるが、白人比率が物凄く高いのがせっかくアフリカにいるのに白人ばかりの環境もなぁと少し躊躇がある。ヨハネスブルグ大学はこじんまりとしていた印象があり、キャンパスはあるものの、基本的にはビルの中にいる感じになると思うのでそう考えると少し微妙。総合的に見るとウィットウォーターズランド大学が最も魅力的にうつる。

写真はプレトリア大学。この3校の中でもっとも大学のキャンパスぽい。

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