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南アフリカの大学事情

南アフリカで大学進学を検討しはじめた訳だが、南アフリカの大学事情はどのようになっているのか。今回の妻の赴任がなければきっとアフリカ大陸に足を踏み入れることはなかったと断言できるくらいにアフリカのことは知らないし、正直興味もなかった。南アフリカで大学に行きたいなと思ったものの、大学が教育機関として機能しているのか?という不安は正直あり、まず大学について調べてみた。大学のランキングにはあまり意味があるとは思わないが、こういった不安を取り除くには役に立つ。以下がアフリカ大陸での大学ランキングである。

1位 ケープタウン大学(南アフリカ)
2位 カイロ・アメリカン大学(エジプト)
3位 ウィットウォーターズランド大学(南アフリカ)
4位 ステレンボッシュ大学(南アフリカ)
5位 ヨハネスブルグ大学(南アフリカ)
6位 カイロ大学(エジプト)
7位 プレトリア大学(南アフリカ)

カイロアメリカン大学とカイロ大学を除き、上位の大学は南アフリカで占められており、少なくとも南アフリカの大学はアフリカ大陸内では評価されていることがわかる。また、同ランキングによれば、南アフリカ1位であるケープタウン大学の世界ランキングが約200位で、日本で言うところの慶應大学、早稲田大学と同じくらい、南アフリカ2位のウィットウォーターズランド大学は約400位で広島大学と一橋大学の間となる。(広島大学が一橋大学よりも評価が高いのはきっとこのランキングでは規模の大きな総合大学の方が有利になるのが原因だと思われる。論文採択の数とかで評価しているはずなのでそうなるだろう。)この類のランキングを鵜呑みにするのもバカバカしいが、南アフリカでも大学に通うことである一定水準の知識を習得できることを期待させるには十分である。

ちなみに、「南アフリカの教育」ではなく、「南アフリカの大学」はアフリカ大陸内では評価されていると書いたのは、南アフリカの教育システムは崩壊していると皆が口を揃えて言うからだ。この内容については、一度ちゃんと調べて状況を把握したいと思っている。

写真はウィットウォータースランド大学。ふらりと行ったら卒業式で盛り上がっていた。

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