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アニメ『進撃の巨人』見直し!1期第2話・急にアルミンとミカサで泣ける話

歴史のおさらいと、逃げ惑う人々から始まった第2話。


「巨人に対する人間の無力感」そして、居住可能地域が限られているせいで、「巨人から助かったとしても生きていけない人がいる」という、どうにもならない現状をしっかり描いてくれています。

駐屯兵たちが門の前で無垢の巨人を止めようとしているところに、鎧の巨人登場!なんというタイミング。もうなんか、なんもかんも嫌になるようなタイミング。無垢の巨人たちだけで、成すすべもなくて嫌になっているというのに。

とにかく巨人達には敵わなくて、人類は土地が少ないのに後退するしかないっていう無力な感じがひしひしと伝わってくる。

そんな中でエレンの代名詞とも言えるセリフ「駆逐してやる!」が出てくるわけです。こんな絶望的な状態でもエレンは「巨人を1匹残らず駆逐してやる」と思うなんて、やっぱりエレンの怒りのパワーはすごい。

その後、非難した先で、エレンはまた夢を見ている状態から目覚めます。この夢のシーン、初見ではなんのこっちゃわからないですよね。私は全くもってわかりませんでした。

エレンは怒りが強いあまりに、配給を持ってきてくれたアルミンにまできつく当たります。「そんなもの恵んでもらってるから」って言うエレンの気持ちはわかるんだけど、「今はしょうがない」っていうアルミンが正しいよね。

そしてミカサが「助けてもらってる、助けてもらわなければ何ひとつ自分では出来ない」って、大人やなぁ。「大事なのは生き延びること」ほんとその通り。今は出来ないけど、何か大きなことを成し遂げたいなら、気に入らない人の手を借りてでも、自分の心を殺してでも生き延びなきゃ何もできない。

あとねぇ、この場面エレンがアルミンに勢い余って「この弱虫!」って言っちゃって、アルミンはびっくりしたような悲しいような顔をするんだけど、それを見てミカサがエレンを殴るんだよね。


最初に見たときは「おぉミカサ、ナイス!」くらいにしか思わなかったんです。でも、アニメ4期の「暴悪」でエレンがミカサに「大嫌い」って言った時、アルミンがエレンに殴りかかるじゃないですか。あのシーンがすごく好きで、アルミンなんていい男なんだ!って感激してて。


それを見てから、2周目でこの1期第2話のシーンを見たときにはもう!泣いちゃったよね( ;∀;)

そうか、きっとアルミンはこの時ミカサがエレンを殴ってくれたこと、嬉しかったしずっと覚えてたんじゃないかなって。恩を返したのかなって思うとなんか泣けちゃって。
まぁ現実には、そりゃあ殴ったりするのは良くないと思いますけどね( ´з‘)

そしてウォールマリア奪還と称した口減らし作戦が発表されるんですが、そこの描写にライナーとベルトルト―!しかも、「そんな!(悲)」っていうような表情をしてます。
 
自分たちも避難民として生活する中、きっともう「いい奴」にも「むかつく奴」にも出会っていたはず。


巨人によって失われた命の何倍もの人が王政府の計画によって死ぬことになり、動揺したのかもしれないですね。自分達に良くしてくれた「誰か」が、作戦に駆り出されてしまった可能性もあるし。もうこの時すでに良心が痛んでしまっていたのかも。

以上、アニメ『進撃の巨人』1期第2話の感想日記でした!

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