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アニメ『進撃の巨人』見直し!1期第4話/兵士育成の矛盾に気が付く

※この日記は考察ではなく感想です。ふつうにネタバレするので、まだ『進撃の巨人』観てない人は気を付けてね。ちなみに筆者はまだ原作最終話を読んでおらず、アニメ軸で進んでおります。


1期第4話、104期の訓練の様子と卒業までが描かれている回です。
その過程でエレンが兵士育成そして兵団組織の矛盾に気が付きます。

エレンに組織の矛盾を気づかせたのが、「巨人に対抗する力を高めた者ほど、巨人から離れられる」というアニの言葉。

アニはその理由を「それが人間の本質だからでは?」とエレンに語り掛けます。
これは「弱肉強食」という意味なのかなぁ?現実の世界に置き換えると、力を持っている人間ほど豊かな生活に恵まれていたり、身の安全を確保しやすかったりということかな?

その後のエレンの演説でもこの表現は使われ、ジャンは「俺のためにもこの愚策は保たれるべきだ」と言ってます。ジャンは愚策だって気が付いてるんだね。

意外だったのが、エレンの演説を聞いて一番に調査兵団になろうと心変わりしたのがコニーだったこと!今になって考えればコニーはその矛盾を聞いて、憲兵団になったところで「かぁちゃん(もしくは家族のみんな)に誇れるような兵士」にはなれない、と思ったのかもしれませんね。


そして解散式の翌日、まさにこれからの兵士としての生活が始まるという希望にあふれるシーンでいきなり「超大型巨人」が現れます。「超大型巨人」が現れる直前まで、若くて希望溢れるみんなの言動を見てほっこりしてたのに!なんという完璧なタイミング!クリフハンガーもばっちりだね!
クリフハンガーという言葉、『進撃の巨人』を見始めてから初めて知りました。


ところで、対人戦闘訓練でライナーに煽られたアニは、それはもう腹が立ったでしょうね(私も腹が立った)。
先を知ってから見ると、毎度「なるほど~」と思うことがたくさんあります。

例えば、キースが104期のみんなの評価を語っているシーンがありますが、「アッカーマン」姓であるミカサが、ちゃんとみんなと同じ扱いを受けられるのは、もしかしたケニーが「アッカーマン」の地位向上を図ってくれたからかもしれないなと思ったり。
クシェルが生きている間には間に合わなかったかもしれないけど、ちゃんと誰かのためになってる。

あと、ミカサとサシャの描写がやっぱり好き。この二人は女の子同士仲良くなれるんだろうな、と今回もほっこりして見てました。


第4話では初めて「心臓をささげよ!」のセリフが出てきました。初めてじゃないかな?初めてだったと思うけど…
104期の成績上位10名も発表され、ここからこの10人とそれを取り巻く人物たちの物語が始まっていきます。

あ!そういえばエルヴィンやリヴァイ、ハンジさんも登場してきた回でした!


ひとつ疑問なんですけど、この時の2回目の壁の破壊の目的は何だったんでしたっけ?おいおいわかるかな。

以上、アニメ『進撃の巨人』1期第3話の感想日記でした!



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