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アニメ『進撃の巨人』見直し3周目!1期第5話・第6話だいたいアルミンの気持ちにばかり共感する

アニメ『進撃の巨人』1期第5話
超大型巨人とエレンが対決。と言っても超大型巨人はすぐに消えてしまって戦わせてもらうことも出来ません。
この時超大型巨人は一瞬エレンの方を見ますが、何を想っていたんでしょうね。

知性があってしかもすぐ消えちゃうなんて、不気味だし謎が多すぎて気になる~。

超大型巨人が壁を壊したことで、また巨人が入ってくる。住民の避難が完了するまで、兵士たちは戦うことになります。エレンに触発されている固定砲整備班は、エレンとともに戦う決意を胸に初陣に出るのですが、あまりにも巨人の前には無力。やる気にあふれている描写からの落差に言葉も出ません。

『進撃の巨人』って、その場にいるかのような感覚にさせるのがうまいですよね。物語を見ているというより、一緒に絶望を思い知らされ一緒にアワアワしてしまう。

後はまぁ、びっくりしますよね。だってエレン食べられちゃうんだもん!私は初見の時すでにエレンについてはネタバレしていました。なのでエレンが食べられてしまったこと以上に、アルミンの絶望感のほうがすごかったです。私がアルミンだったら、ミカサに合わせる顔がない…って、エレンが死んで自分が生き残るなんて最悪だって思うだろうなぁ…。


アニメ『進撃の巨人』1期第6話
6話、呆然とするアルミンから始まり、「死んじまえ!」って言ってましたね(^^;)私もアルミンの立場ならそうなるわ。
その後の「強い人たちと肩を並べて生きていきたかった」というのもすごくわかる。その結果があのザマ。それも私のように弱い人間でそれでも挑戦してみたい欲のある人間なら、誰しも経験済みのことなのでは~。
もうほんと、アルミンの情けない気持ちにわかりみが強すぎてしんどい。

リーブス商会の会長が出てくるのですが、この場面のミカサ、「死体がどうやって喋るの」って言ったとき、すごく兵長に似てませんか!?顔が、というよりは表情や喋り方が、すごーく似てるなって思うんですよね。これはもちろんですが、2周目に見たときに思いました。

ミカサの過去、エレンとの出会いの回想も出てきます。両親を目の前で殺されるミカサの絶望も痛いほど伝わってくる。盗賊たちの会話をしっかり入れてることで、ミカサとの温度差というか、現実の残酷さがより伝わってきてその場にいるような気になります。
襲ってきた理由も、違う人種を珍しがって高値で買われるっていうのが、なんだか現実的で嫌な感じだなぁと思ったりね。『進撃の巨人』面白さは、やっぱりこのリアルさにあるなぁと思います。

エレンはミカサを助けるわけだけど、もう3周目ともなると落ち着いて観られるわけで。落ち着いて観ていると、エレンなんでこんな狂暴なん?って感じます。ミカサはアッカーマンだから、危機を感じてああなるのはわかる。
しかし、エレンは子供ながらに狂暴すぎる~。「殺されて当然の奴らだからああなって当然」に対して「早く助けてやりたかった」それは狂気なのか優しさなのか、どっちかわからん。

エレンは、良いとか悪いとか関係なしに、やりたいと思ったことは抑えられない、生まれたときからそういう奴だったというのもこれなら納得かも。


以上、アニメ『進撃の巨人』見直し3周目1期第5話・第6話の感想でした!
あまりネタバレしないように書いてはいますが、3周目ならではの感想を書きたいと思っているので、匂わせネタバレしているところがあります。
『進撃の巨人』をこれから見たい方はご注意ください~。


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