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【思い出】親の姿は偉大だ!

こんにちは!

羽尻佑一(はじりゆういち)です。


【思い出】親の姿は偉大だ!

日曜日、9時から

阿部寛さんが主演のドラマが始まりましたね。

興味があって楽しみにしてました。

とても面白かったです。 


海上保安庁は父の職場だったからです。

父の定年の時の役職を

春風亭昇太さんが演じられてました。


黒塗りの車から降りてきた春風亭昇太さん、

白い上下のスーツに身を包んで、

いかにも、嫌味な感じの管理職という

雰囲気を醸し出していましたが、

全体的に今ふうにとても脚色されたものに

なっていて思わず笑ってしまいました。


今、現在はAIも導入されて、

職場はあんな風かも知れませんが、

もっともっと地味で泥臭い感じのような気がします。


イケメンなんかもいないんじゃないでしょうか。


父をこちらに連れてきたときに、

制服を着た写真のアルバムを持ってきてました。


仕事は父の誇りだったのかも知れません。

派手なことを好まず、辛抱人の父。

乗っていた車はずっと中古の軽自動車。


赴任先の官舎に行ったとき、

ずらりと黒塗りの車が並ぶ中、

端っこに父の軽自動車が止めてありました。


最初、見た時、管理人さんか

誰かの車かと思ってよく見ると父のもので、

若い時だったので、恥ずかしくなりました。

職場の人から

「もっといい車乗ったら?」

と冗談に言われていたそうです。


海上勤務から陸上勤務に変わった時、

偉くなったはずなのに、

母ががっかりしてました。


たぶん海上勤務の時には

危険手当かなんかついていたんでしょう。


「給料が少なくなった」

と不満げに言ってました。


ドラマを見ながら、

こんな大変で危険な仕事をして

私達の生活を守ってくれていたんだと

感慨深く思いました。


今も部屋に、父は乗っていた船の写真を貼っています。

羽尻佑一(はじりゆういち)



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