「#エアクロ創業話」からみたキャリアの歩み方

こんにちは、今日は「エアクロ創業話から見たキャリアの歩み方」ということを話したいと思います。 
このエアクロ創業話というのは、この株式会社エアークローゼットという会社の#創業話、エアクロ創業話というツイートのことを指しています。これはですね、この会社の天沼社長がツイートされてることでして、エアクローゼット創業期のすごい厳しい環境を乗り越えてきたことについて語っています。天沼社長の生き様というか、その会社のあり方といったものの原点が見えるような気がします。今回はこれらのツイートあるいは会社のホームページの概要、会社の行動指針を参考にしながら、どのようなキャリアの歩み方がいいのか、ということを個人的に考えていきたいと思います。 

「#エアクロ創業話」ツイートその1

はい、まずはですね、ツイートがいくつかあるんですけども、私が最も気に入ってるツイートは「全員ほぼ無休からのスタートで3人で一緒にスタートした。それなりに3人とも給与があるところから起業して、そしてほぼ無給の状態からスタート」というものです。そこにはすごい強い決意があったからだと、天沼社長は話しています。ここからどういうことをキャリアの歩み方として学び取れるかといったことを話していきます。
まずはその決意を「共有できる仲間がいる」っていうことです。前に社長に私もツイートしたことがあるんですけど、「やっぱり一般的な感覚として、金銭的余裕がないとやってられないんじゃないですか?」っていうようなことを聞いたんですね。確かに、あの私はじめてらじおも今は仕事を失っている状態でして、余裕とかそういうのは金銭的余裕っていうのはあった方がいいかなと考えます。そこで、そういう余裕、金銭的余裕がない中、どうやってモチベーションを保ってきたかといったことを天沼社長に質問したことがあったんです。 そしたら天沼社長が答えてたんですけども、「やっぱり思いを共有できる仲間と一緒にいられたことがモチベーションの向上につながったんだ」と言っていました。これはほんとにすごいなと思うところです。いくらモチベーションがあっても、金銭的なところで真っ赤になってしまったら、それはそれで行き詰まってしまうわけです。どうにかしてここは打開しないといけないわけなんですよね。
そこでですね、これは実際に天沼社長が書かれてたことではないんですけども、どうやってこの金銭的余裕の無さ、起業したての頃で事業も全然走り出してない中、その困難な状況をどのようにして乗り越えていったのか、というところをちょっと個人的に想像してみました。
まずは、すごい強い思いを共有できる仲間がいるところですね。ここに1つポイントがあると思うんです。どういうことかというと、なかなかこういう思いを共有できる仲間、「こういった価値を社会に発信していくんだ。社会に生み出していくんだ」という共通した思いを持つ仲間がいることは、とても珍しいというか、社会に出てからはもちろん、学生の頃でも難しいと思うんですよね。なので、そういったすごい貴重な仲間がいたということが、1つ大きなポイントになってるかと思います。この仲間がいたことで、心が折れそうになっても折れない、励まし合うことができるというのが1つあります。こういった仲間に恵まれていること、それでお互いに切磋琢磨というか、お互いに励まし合って、 元気づけ合って、事業を切り開いていったのかなと想像します。 
もう1つは同じくこの思いを共有できる仲間がいることの、今度はこの「仲間がいる」という方に着目をします。この仲間がいることで、お互いに実行したことに対して、フィードバックを出し合えると思うんですよね。「自分が今回下した決断について、結果はこうで、ここはこうした方が良いんじゃないか。」という改善点をどんどんアドバイスし合える。それによって次の一手を素早く踏み出すことができる。つまりpdcaサイクルを高速に回すことができるということです。この思いを共有した数人の間で高速に回すことができることが、強みになっていると考えます。そして思いを共有してるから、そのサイクルにもドライブがかかるわけですよね。ものすごい速いpdcaサイクルが回っていくから、それによって「一手を出すごとにその一手が良くなる」ということを繰り返し、結果的にその事業が軌道に乗り出して、収益もだんだん上がってきたじゃないかなと思ってます。
もちろん、ビジネス的に深い領域はについては、天沼社長の工夫したところが色々あると思います。しかし個人的に見たそのキャリアの歩み方といったところでは、ちょっと抽象化してみると、 思いを共有した仲間がいて、その仲間がいるからこそ高速pdcaが回せて、だんだん事業を良くしていって、収益を上げられていったと思います。

「#エアクロ創業話」ツイートその2

先ほどの高速pdcaを回すときですが、重要だった要因があると考えています。今度は別のツイートにシェアオフィスを借りてる時があったと記載がありました。起業を準備してる時ですね。でも、やっぱり集中できなかったとあります。だから、レンタルオフィス、レンタルの会議室、周りと完全に遮断された会議室を借り切りました。そこで創業メンバーと思いきりホワイトボードにアイデアを書きまくったというツイートがありました。これはつまり、やっぱり議論をし合うときは、ノイズを除去(排除)した方がいいんじゃないかなっていうことですよね。なので、カフェとかで色々議論し合うのもいいかと思うんですけど、やっぱり議論に没頭したい時、外界の刺激というのは結構思考の妨げになってしまうんじゃないかなと思うんです。だから、議論をできる仲間がいるならば、その仲間以外の刺激を、議論する時に限って排除して、徹底的に議論し合うのがいいのかと思います。そういった環境・議論に集中できる環境を自分の手で作り出すこと、その集中できる環境設備を作り出すあるいは用意して、(レンタルでもなんでもいいので用意して)徹底的に議論し合う、そういう環境、そういう時間を持つということが大切なんじゃないかなと思いました。
では自宅はどうでしょうか。自分の家にいる時、自宅って、まあ1人暮らししているときであっても、結構ノイズは多いと思うんです。ましてやカフェはさらにノイズが多いと思うんです。でも静かなカフェだったら別ですよね。なかなか1人でレンタル会議室を借りるとか、そういったことは難しいと思うので、なるべく静かなカフェを探し出すのもいいかと。他に図書館もいいかもしれないんですけど、結構人いますからね。なるべく人の少ない静かなカフェとか、できるならば品のあるカフェを選んで、自分の時間に没頭できる時間を作るのがいいかと思います。そして自分の思いを共有してる仲間と没頭できる時間を作って、そこで事業についてディスカッションをしていく時間を作れると、より議論を深められていくと思います。他方、自宅ってやっぱり自分の好きなものがたくさん置いてありますから、ノイズの宝庫だと思うんですよね。自分しかいない空間であっても、1人暮らしであっても。だからこそ、そういったノイズを徹底的に排除するのが重要です。1人暮らしで、自分の家じゃないところの方がノイズが少なくなるというのは、結構不思議な感じがするかもしれません。私もそういう暮らし方を経験してみて、自宅って結構ノイズが多いなと改めて感じました。だからこそ、あえて静かな空間、あえて品のある空間、できれば、自分のモチベーションが上がるような、自分のちょっと憧れる、ちょっとかっこいいなって思えるような空間でノイズを徹底的に排除して、そして思いを共有できる仲間と議論に没頭できることっていうのが、とても大切だと思いました。

「#エアクロ創業話」ツイートその3

さて、最後の3つ目です。3つ目のツイート、これはリリース当日の話がツイートされてるんですけど、リリース当日にサーバーがダウンして、リリースが延期になってしまったということでした。その時にお客様から「あなた方の行ってるサービスは本当に素晴らしいものです。だから、すごく期待しています、頑張ってください、体を壊さないでください」といった感じのツイートを天沼社長が受け取り、疲れが吹き飛んだというエピソードのツイートをされています。ここから読み取れるこのキャリアの歩み方について大事なところっていうのは、「応援してくれる人がいる、評価してくれる人がいる、認められることがある、認めてくれる人がいる」ということがすごく大事だということです。どんなに頑張っていても、それがどのくらいまでできているのか、 ということが評価されないと、あるいは認められないと、全然やった気にならないんです。いくらディスカッションしても、いくら頑張って手を打っても、それが評価されないと、ネガティブな結果ばっかりだと、心が折れちゃうんです。やっぱり人は評価されて、モチベーションが上がっていく生き物だと思うので、きちんと評価してくれる人がいるというのは大事なんです。 
ここで、天沼社長がどうしてこのように評価されたかというと、やっぱり最初に決めたビジョンですよね。こういった「ファッションを選ぶ時になかなか時間がなくて困ってる人たちを、ITサービスで解決していって、より良い世界を作っていく」という、最初のこのビジョンですね。そのビジョンがすごく完成されていたということが、お客様に評価される最大の原点になったんじゃないかと思います。ちょっともう1回ホームページを見てみますけども、待ってくださいね。ちょっとページ出しますね。えっと、ページページ。はい、 そうそうそう、今見てるのが、エアークローゼットさんの会社の企業理念のサイトなんですけども、「目指す世界がわくわくが、空気のように当たり前になる世界に」というところですね。そしてそういったことが叶うようにミッションやバリュー等が定められてます。こういう世界にすごく共感してくださるお客様がいたからこそ、応援してくれて、認められて評価されている。だからこそ、天沼社長の疲れが吹き飛んだわけです。当日サーバーダウンしてリリースが延期になってしまっても、 疲れを吹き飛ばして、またリリース向けてえち取り組むことができたわけです。そういうことなのかなと考えています。

おまけ

ちょっと話は逸れますが、エアークローゼットさんのウェブサイトの中に、先ほど私が言ったその高速pdcaが現れてると思うところがあるんですよ。それは行動指針です。その中に「スピード感を持って動く」というのがあります。これは多分、創業時に強い思いを共有したメンバーが高速pdcaを回して、手をたくさん打っていったところから派生してるのかな思います。そういう思いを共有してるからこそ、「シェアをして、チームも自己も成長する」という行動指針があって、こういう部分がさっきの高速pdcaから同じく発生した行動指針の1つなのかなと考えています。最後の「全力で楽しむ!」とも書いてあるのもいいですよね。こういったところを自分のキャリアの歩み方のヒントにしながら生きていきたいものです。

まとめ

はい、ではまとめに入りたいと思います。今日は天沼社長、エアークローゼット社長の3つのツイートと、このエアークローゼットさんの会社のホームページの行動指針などから、キャリアの歩み方について、色々と個人的に考えてきました。
まずは「強い思いを共有する仲間がいる」ということ、その仲間がいることで、モチベーションを高め合えられて、さらにフィードバックを出し合うことができる。たとえ金銭的な余裕がない中でも、高速pdcaを回して、次の1手、次の1手とその1手をどんどん改良していく、良くしていくことで、事業収益をどんどん改善していったんじゃないかなと思ってます。なので、キャリアの歩み方としても、高速pdcaをどんどん回していって、自分のキャリアをどんどんキャリアアップする方向に向けていくことが大事だと思います。 
そして高速pdcaを回すときに大事なのは、「ノイズを徹底的に除去すること、議論に没頭すること。議論し合える仲間がいるのならば、その仲間以外の刺激・ノイズを、議論し合う時は徹底的に除去して、没頭して、その時間の密度を高める」ということです。そうすることで、より深い、より良い議論ができるんじゃないかなと感じました。 
そして最後にですね。何よりも「自分たちの取り組んでいることが認められて、評価してされて、そして、応援してくれる人がいる」って言ったことが、モチベーションにつながると思いました。
以上、今回「#エアクロ創業話からみたキャリアの歩み方」でした。是非私が今回見たキャリアの歩み方というなところにコメントがある方はコメント欲しいですし、何か糧にしてくださる方がいれば幸いです。また、エアークローゼット社長天沼様にも是非聞いていただければ嬉しいと思っています。では、失礼します。聞いていただきありがとうございました。(下記から当記事の音声配信も聴けます!)

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