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秩父鉄道にPASMOが導入された寄居駅はどうなったのか?

以前、私はこんなブログを書きました。

難解な乗り換え改札がある駅を正しく攻略して快感を味わいましょうという記事なのですが、そのなかでも特に難解だったのが寄居駅です。

寄居駅とは埼玉県にある駅で、JR東日本、東武鉄道、秩父鉄道が乗り入れているターミナル駅なのですが、どれも列車本数が1時間に1~2本しかありません。JRにいたっては2時間空くこともあります。

それ故に自動改札機が設置されておらず、ICカード専用改札機が設置されていたのですが、秩父鉄道のみICカードに対応しておらず、寄居駅の乗り換えは超難解になっていました。詳しくはブログをご覧ください。

そんな長年ICカード非対応だった秩父鉄道が2022年3月、

ついにPASMOを導入しました!


利用者にとっては利便性が上がるので、とてもいいことです。しかしここで一つの疑問が生じます。

寄居駅ダンジョンは、どうなったのか?

乗り入れるすべての路線でICカードが使えるようになったため、ダンジョンはいくらか易しくなっているはず。

というわけで、見に行きました。

当時と何も変わっていません

東武池袋駅から1時間半。意外に早かったというのが正直な感想です。前回はJRを乗り継いで都内から2時間以上かけてやってきたので余計に早く感じたのかもしれません。

これってものすごくぜいたくだよね
本当に使えるんだと感動すら覚える

ちなみに寄居駅には路線ごとに1台ずつ券売機があるのですが、ICカードに対応しているのはJRの券売機のみです。

改札口です。
前回はここにあったJR線のICカード専用改札がなくなっています。

それぞれにICカード専用改札が設置されたことにより、ホームから出入りするたびにタッチすればいいみたいです。とてもわかりやすくなりました。

JR線のりば 狭い通路上に設置
秩父線のりば 入出場ともホーム上に設置
東武線のりば ここは何も変わってません

ギミック感がなくなり、わかりやすくなってしまったことに寂しさを覚えると同時に、これも時代の流れなのかとしみじみします。
Suicaが登場して21年、PASMOが登場して15年経ちますが、さらに20年経ったら顔認証が普及してタッチすら必要ない世の中になるのでしょうか?それともICカード登場のときのように新たなギミックが生まれるのか?これからの時代の流れが楽しみですね。

余談ですが寄居駅できっぷを見せるとJRのハンコが押されます


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