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カーペットの手洗い、母を想う時。

沖縄でも、朝夕めっきり涼しくなりました。

エアコンをつけてる時間も減ってきたし、玄関のドアを開ければ、涼しい風が通り過ぎていくのを感じます。

今日は、有休をとってるので、明日の日曜日と連休です。

台風も去って、晴れの日が続いていたので、半年前からほったらかしにしてた事をしょうと決めてました。

それは、カーペット(絨毯)を手洗いする事。

時間がある時にしようと、今年の2月頃(早かったかな?)素足に受ける感触が暑く感じたので、さっさと夏用のマットに取り換えたのです。

手洗いしょうと、表面に掃除機をかけた後、押し入れにしまわずに、丸めてベランダに出しておきました。


子供の頃、実家では、母が大きめのカーペットを1Fから2Fへ丸めた状態で階段で運んでベランダの手すりに干していました。

カーペットを階段で運んでベランダまで持ってくるのも、小柄な母親からすると重労働です。戸建てでしたので、カーペットも何枚かあります。私が実家にいる時、手伝った記憶がないので、母一人で手入れをしていたのでしょう。

その事に気付いたのは、一人暮らしを始めてからです。季節が変わるたびに天日干しだけでなく、洗いたくなり、ベランダの洗濯機用の水栓から水を出せば、手洗いできるし、水切りをしたら、手すりにもかけて乾かすこともできるとわかりました。

ただ水を含んだカーペットを扱うのは、相当な体力も必要なので、休みのときにしょうと思ってました。

たっぷりな時間と疲れを感じてない時にと思っていると、伸ばし伸ばしなっていたのです。

そのうちに、沖縄に大きな台風が直撃し、ベランダに置いていた、洗濯用の小物や鉢植えを投げ散らかして去っていきました。(カーペットは避難しました)

ベランダを綺麗に掃除した後に、カーペットを洗えるチャンスが来たと感じたので、連休を入れていた今日にしたのです。半年もかかってしまいました。

日中は夏のような日差しに戻る沖縄でしたので、2日もかけて干しておけば、完全に乾きそうです。

180×180㎝のカーペットですので、四つ折りして、洗剤をつけてブラシをかければ、何とか洗えそうです。水切りは体重をかけて足で揉めば、汚れた水が流れていきます。洗剤を落としたあとは、柔軟剤をかけます。

しばらくベランダで水切りをしたら、ベランダの手すりに干します。


カーペットを洗うなんて、実家の母の姿をみてなければ、思いつかなかったです。

きっと、自分では洗えない物と思っていたでしょう。

カーペットの手入れをする度に、十人家族の家事をこなしていた、母の苦労を感じます。

母の笑っている顔は、あまり記憶にないのですが、子育てと家事は手を抜く事なく、懸命にやってくれていたんだと、自分が親になってわかります。

年老いた母親に、私が出来る事は何か、いつも考えている。感謝の気持ちを伝えるのは今しかないと、感じるこの頃です。

今日はここまでにします。
見に来ていただき、ありがとうございました。



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