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OKWAVEの代表となって

2022年8月25日の臨時株主総会が終わり、私は株式会社オウケイウェイヴの代表取締役になりました。それから1か月が経ち、9/29に定時株主総会も終わり、少しだけ落ち着き始めています。過去は過去として受け止め、改めて前を向くために、8/25までの歩みを振り返りつつ自分の気持ちや思いをまとめ、この「OKWAVE代表になるまでの歩み」マガジンの締めにしたいと思います。

1.当初の目的は果たせたのか

社長になるという目的は果たせました。開示をされている通り臨時株主総会前日までの議決権ベースで61%、当日参加者を含むとおそらく85%程度の賛成、全議決権ベースでも過半数以上の賛成という支持をいただくことができました。おかげさまで、日々全社一丸となって再建に取り組んでいます。
また、委任状の枚数や賛否の人数比でみるとおそらく90%以上の方からの賛成をいただけていると思うのですが、このことは臨時株主総会招集請求を出した時から、「仮に議決権ベースで負けたとしても、委任状の束を福田さんと野崎さんの目の前に示したい」「一人でも多くの株主の方の声を届けたい」と思っていましたのでとてもありがたく、株主のみなさんの関心の高さだけでなく、声を上げることができなかった多くの個人株主の方々の声を、代弁することはできたのではないかと思っています。

一方で、自分の思い通りにならなかったこともいくつかありました。特に、

①株主総会が開催されてしまったこと
②OKWAVEの未来についての議論・論争を全く交わすことができなかったこと

は自分にとっては想定外であり、ダメージも大きく、結果的にお互い金銭的にも、精神的にも消耗しただけでなく、会社の資金繰りを悪化させ、創業メンバー4人の関係性を大きく損ねてしまいました。

私は、福田さんと野崎さんとともに、今後のOKWAVEについてを一緒に話をしたいと思い臨時株主総会招集請求を行い、株主総会前に二人と話ができるものと想定していました。当時の社会の声や状況からするとすぐにでも二人から連絡があって、委任状勧誘・プロキシーファイトになんかならないのではないか。しかしそれがかなわず、結果的にお互いの誹謗中傷をし、OKWAVE再建のための具体的な話を全くすることができずに、コストをかけて株主総会まで行ってしまったことはとても残念でなりません。

2.新たな出会い

一方で、多くの出会いがあり、その中で新たに多くのことを得ることができました。特に、

①OKWAVEの社員みんなとの出会い
②株主の方々との出会い

は、自分にとって新たな財産となりました。この二つがあるから、現在迷わず前を向くことができています。

社長になる前の説明会等でも株主のみなさんに話をしていましたが、自分が社長になってすぐに、会社清算の決断をしないといけない可能性もあると思っていました。が、8/25に社員のみんなに会い、「このメンバーたちとならやっていける」と確信をし、日々起こる様々な困難な状況下でも笑いながら突破をし続けることができています。ほんと、みんなタフです(笑)。

また、株主のみなさんにはいつも励まされ、勇気をいただいています。株主総会や説明会の場で、掲示板やSNS等でのコメントで、そして委任状勧誘でお会いした際に、多くの株主の方から「頑張ってください」「資金を提供したい」「ありがとうございます」などと言っていただいています。

こういった社員や株主の方々との関係が、諦めずに前に進み続ける原動力になっています。感謝しかありません。

6/9に臨時株主総会招集請求を出して本当に良かったです。今この瞬間、こうしてOKWAVEの再建のために日々尽くせていることがとても幸せです。

3.今後

今後についてですが、このnoteも、委任状勧誘をしていた時と比べると頻度は落ちますが少しずつ再開していこうと思います。そして今後、このnoteでは、

①社内向けのメッセージや、未来のOKWAVEの社員となる方へのメッセージ
②株主の方やクライアントの方へのメッセージ

を書けたらいいな・・・、と思いつつ、世のほとんどの上場企業の社長が継続できていないのは何か理由があるのだろうとも思いますので、一旦「頑張ってみます」という宣言のみでお許しください。
ただ、オンラインを中心とした説明会といった機会はとても大切に思っています。そういった取り組みは試行錯誤をしながら、継続したいと思っています。

4.最後に

Twitterではご紹介しましたが、委任状をご返送いただいた際に同封されていた、みなさんからのメッセージをご紹介して、このマガジンの最終回の締めとしたいと思います。
まずはここまで、ありがとうございました。この先は前だけ向いて、引き続きやれることをやる、ベストを尽くしたいと思います。今後とも見守っていてください!


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