引用元URL:http://www.ohmynews.co.jp/draft/20070410/2778
参照記事は以下。
すべてを疑えというのは極論だとしても、信じてよいもの、信じてはダメなものを見極める目は持っておきたいですね。
特定はされていないようなので前記事、暇アノンうんぬんの続きを。前記事は以下。
このスキームの元になったのが従来からある被救護者(ホームレス)の入院措置(住所の付与)、生活保護費や医療扶助の支給という話だということとは別に、Colabo絡みでいろいろな方が指摘されているように大阪(など)のドヤ街のドヤのやり方も十分に参考にしているとわたしも思います。ただドヤの話は聞きかじりの知識/資料しか持っていないので言及は避けます。もっと詳しい方が書いた貧困ビジネスに関する記事があるのでそちらを参照してください。たとえば以下。
話を戻すと、
行き倒れになっているホームレスが運ばれてきました
入院・治療しました
すぐに退院させました
ってなわけにはいかないということ。医師の判断によって十分に回復が見込めるまで入院が必要だとされると、その費用はどこから引っ張ってくるのかという話になります。ここで生活保護費の受給(住所が必要)と医療扶助につながります。点滴やら抗生物質の投与にもお金はかかりますから。
この医師の判断は大変重要。診断書を書けるのは医師だけです(※表現を訂正しました)。仮に医療倫理を持たない医師が利益誘導で患者に入院を強いていた場合には、厚生労働省の医道審議会で行政処分が下されることとなります。業務停止処分や医師免許取り消しなどの処分ですね。具体例をあげると、2003年6月24日朝日新聞ウェブ版で報じられた広島・正田病院グループによるホームレスの無料入院事案があります。翌6月25日には地元紙中国新聞ウェブ版でも報じられました。(両記事とも現在は消失)
旧2ちゃんねるのスレでごめんな。
スレにも記述が見られますが、医療券の発行については以下を参照。毎月市区町村の福祉事務所(福祉保健課だったり生活支援課だったりも)から指定医療機関に対して発行されます。
電子レセプト(頻繁に仕様改訂)などの導入により医療倫理をもたない医師による不正は起こりにくくなっているようです。不正ではないミスのあるレセプトを返戻されたなんて話もチラと耳にしますし。
暇な空白(暇空茜)氏も繰り返し言及されているように、若年女性にかぎらず生活困窮者(ホームレス等)への支援は必要です。他人事ではありませんので。不正を起こしにくい仕組みづくりも大切だと思います。
こんなまとめでいいかの?