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GPIFの堅実な運用方針が、私たちの参考になる話。

GPIFは正式名称を「年金積立金管理運用独立行政法人」といい、私たちが収めた年金積立金を運用している機関です。

国民から預かった大事なお金ですから、リスクを抑えることも考慮したポートフォリオ(資産の組み合わせ)で運用されています。


ご覧の通り、外国株式、国内株式、外国債券、国内債券をそうれぞれ25%ずつ保有しています。一般紙ではGPIFが損をした時だけ大きな記事になってしまうので、あまり良いイメージがないかもしれませんが、


年率3・71%と、しっかり結果を残しています。
株式だけだとリスクが大きくなりすぎますが、ここに債権を組み合わせることによって変動の幅を小さく出来ているんですよね。


ちなみに、GPIFと同じポートフォリオの投資信託も販売されていて、5年のリターン(年率)は5.87%と、なかなかの利回りになっていますね。なお、この商品はつみたてNISAで購入可能です。

とにかく大きなリターンを狙いたい!という事であれば、株式100%のポートフォリオになるでしょうし、リスクを抑えたいということであれば、債券の割合を増やしていくというのが基本的な考え方になります。

つみたてNISAでは債券のみの商品を買えないので、債券を買う場合はバランスファンドを買うしかないですが、税金の問題はあるものの、特定口座で債券のみの商品を買うのも一案だと思います。

リターンを狙いすぎてリスクを取りすぎると、リーマンショックのような大暴落が来た時、夜ぐっすり眠れないなんてことになるかもしれません。リスク管理については、それぞれがしっかり考えましょう!

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