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「すべての女性のためのおっぱいマッサージ」

私は、「すべての女性のためのおっぱいマッサージ」という、授乳中の方だけではない、ご自身で行えるおっぱいマッサージを普及させるための活動をしています。

私のおっぱいマッサージ講座を受けてくれた人は、今までで300人以上。おっぱいマッサージを直接指導させていただいたセラピストの方は50人を越え、私がおっぱいマッサージを直接させていただいた方は、延べ1000人を越えています。

過去の講座では、青森、大阪、沖縄…わざわざ遠いところから来ていただいた方もたくさんいらっしゃいます。

男性鍼灸師ですが、私がなぜおっぱいマッサージをするようになったのか?その経緯について書かせていただきたいと思います。


なぜおっぱいマッサージをはじめたのか?


私の行っているおっぱいマッサージは、乳がんの方へのセルフケアとしてはじめたんです。

手術後の癒着があり、女性としての自身を失っていた女性のケアから、すべての女性のためのおっぱいマッサージは生まれました。

乳がんの術後、自分の裸を鏡で見ることができなくなってしまった女性がいて、その方に施術をしたことから、おっぱいマッサージはスタートしたんです。

おっぱいマッサージを助産院の先生に習いに行く


私は、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」でもあり、鍼灸学校の授業でおっぱいマッサージの授業はあったのですが、実際に施術する経験はありませんでした…

おっぱいマッサージについて、あまり経験がなかったので、私の娘と息子が産まれた助産院の先生が、とてもおっぱいマッサージが上手だったこともあり、助産院の先生に、実際にどうやって施術をしているのか?教えてもらいに行ったんです。

乳がんの後遺症の施術うんぬんではなく、おっぱいの専門家にまず話に聞きに行こうと。

教えてもらいにいったら、目から鱗だったんです!

おっぱいのどこが滞るのか?おっぱいのつまりの取り方を教えていただき、「おや?これはそのまま乳がん手術後の人に施術しても、効果が出るのではないか?」と思ったんです。

習ったことを、おっぱいマッサージをして欲しいと言ってくれた方に行ったら、ぽろぽろと涙を流して喜んでくれたんです…

その後、経過を聞いたのですが、自分の裸を、しっかりと見ることができるようになったと。とっても嬉しかった…

おっぱいマッサージの意外な効果


…こんなやりとりを衝立越しに聞いていた方が、「私もおっぱいマッサージをして欲しい」と申し出てくれたんです。

その方、お医者さんから「うつ病」と診断されて薬を飲んでいた方なのですが、生理周期において、大きくこころが乱れる方で、自分のからだにも効果があるのではないか?と思って、受けようと思ってくれたみたいなのです。

施術させていただいたら、直後からこころが安定し、私が教えたおっぱいのセルフケアをすると、気分が乱れやすい生理前でも、こころが安定するようになったと、ご報告いただいたんです。

思わぬ効果に気づいた瞬間でした。

私の鍼灸院に来院してくれているうつ病と診断された方で、生理周期において、気分の変化がある方々にもセルフケアの方法を教えたところ、すべての例でこころが安定したという結果が出て、おっぱいマッサージの実力を実感したのです。

最初のセルフケア講座の受講者から寄せられた話


おっぱいマッサージをはじめて、セルフケアの講座をさせていただくことになったんです。

当初、乳がんの手術後の癒着や、うつ病に効果があったという話をしたのですが、最初の講座の受講者の平均年齢が65歳を越えていたんです。

そして、セルフケア講座を受けた方の中に、膝痛のために床に座ることができなかった方がいたんです。

その方から、講座を受けた翌日、正座ができるようになったとご報告いただいたんです!

びっくりしました。セルフケアを一回行っただけで、正座ができなかった膝の痛みが、正座ができるまで改善したんです!

おっぱいと骨盤は繋がっているのではないか?


その後、膝痛が変化した仮説として、おっぱいマッサージをすると、骨盤に変化が出るのではないか?と思い、おっぱいマッサージの施術前と施術後に、骨盤を大きく回旋してもらう検査を入れるようにしたんです。

すると、おっぱいマッサージをすると、骨盤の動きが大きく変化することがわかったんです!

骨盤を回旋する動きがぎこちなかった方が、一回の施術だけで、スムーズに動かせるようになったんです。

骨盤の回旋が変化するということ


骨盤の回旋って、イメージしていただくと、フラフープをまわすような動きです。

骨盤の回旋って、お腹が前に出て、前に重心移動をする時。腰が横にくの字に曲がって左右に重心移動する時。お尻が後ろに出っ張り、後ろに重心移動する時に分かれます。

回旋って、前に重心移動した時は背筋を使い、後ろに重心移動したときは腹筋を使い、左右に重心移動したときは脇腹の筋肉を使い、なおかつ、スムーズに動かせないとできないんです。

これは、人間にしかできない運動!柔軟そうに見える猫ちゃんにはできない運動なんです。

かなり高度な運動なのですが、骨盤周囲の血流が滞っていたり、筋肉のバランスが悪かったりすると、骨盤の回旋ってできないのですね…

でも、おっぱいマッサージをすると、ほとんど一回で整う!

たくさんの方に施術させていただく中で、「おっぱい」と「骨盤」の相関関係がわかったんです。

おっぱいマッサージでホルモンバランスも整うではないか?


おっぱいをマッサージすると、骨盤が整うことがわかりました。

私の症例には、生理前の気分の落ち込み、月経前症候群(PMS)、更年期症状、不妊症もあり、女性特有のトラブルに対して、おっぱいマッサージが効果があることがわかってきました。

おっぱいマッサージをすると、骨盤周囲の血流が改善し、ホルモンバランスも整うのではないか?と私は思っています。

不妊症の方へのおっぱいマッサージ


通常、生理前にはおっぱいが張ってくるんです。

これは、「プロゲステロン」という女性ホルモンが作用することによって起こる現象で、プロゲステロンは、妊娠維持をするためのホルモン。

おっぱいマッサージをしていて、不妊症の方に共通していたのが、生理前におっぱいが張らないということ。

生理周期において、おっぱいに変化がない方たちばかりだったのです!

不妊症の方々におっぱいマッサージを施術させていただくと、次の生理の時におっぱいが張るようになったとご報告をいただくようになり、おっぱいマッサージが不妊症にも効果があるのではないか?という仮説がたちました。

おっぱいマッサージをすると、二十代の頃のように、生理前におっぱいが張るようになったという報告がたくさんあり、ホルモンバランスも変わってくるのではないかと私は考えていたのですが、おっぱいに変化が出てくると、からだも、一気に女性らしい曲線になるんです。

おっぱいマッサージをして、生理前におっぱいが張るようになると妊娠しやすくなるのでは?と思ったのですが、立て続けに妊娠の報告がきて、私の仮説は立証できたのではないかと思うのです。

乳がんの話


乳ガンには、女性の9人に1人がなる時代です。

「出産経験はないのですが、おっぱいマッサージを受けてもいいですか?」や「授乳中ではないのですが、受けても大丈夫ですか?」というご質問があったのですが、年齢、出産経験は関係ありません。

出産経験がない場合の方が乳ガンにはかかりやすいというデータもあるので、出産経験がない方ほど、ケアの方法を学んでいただきたいんです。

また、片側が乳がんになった方は、反対側のおっぱいにも乳がんができやすいというリスクがあります。

乳がんの人の共通点


乳がんになった方をたくさん診させていただき、おっぱいが肋骨側についている部分である「基底部」という場所の硬さがあることがわかりました。

硬さはあっても、自覚はない方が多いはず。

おっぱいの基底部が硬いということが、必ず乳がんに繋がるとは限らないのですが、あまり触れない部分だからこそ、日頃のケアが大切だと私は考えています。

乳がんは、唯一自分で発見できるがんと聞いたことがあります。

日頃からセルフケアをする習慣があれば、乳がんの早期発見もできるし、おっぱいの滞りも取れ、乳がんの予防につながるのではないかと、私は思っています。

私が、おっぱいマッサージを伝えることで本当に変えたいこと


「おっぱい」と聞いて、みなさんはどんなことを想像するでしょうか?

もしかしたら、おっぱいという単語から「ネガティブ」な考えを持つ人もいるかもしれません…

小学生の頃、おっぱいが大きいことをからかわれて、猫背になるようにしておっぱいを隠してきたこと。

自分の父親から投げかけられた、トラウマになるようなことば。

自分のおっぱいに、ネガティブなイメージを持っている女性がいかに多いことか…

小さい頃、男の子におっぱいについてからかわれたこと、トラウマになっているかもしれませんが、その男の子は悪いことを言っていたとは限らないんです。

もしかすると、思春期の発育する女性のからだを前にして、男性のからだも、生理的に反応していただけなのかもしれません。

ただ、まだ幼い故に、自分の気持ちを素直にことばにすることができず、なかばからかうようなことばになってしまっただけなのかもしれません。不器用だったんですよ。あなたのことを、好きだったかもしれませんし。

私、男の子にかわかわれた経験よりもむしろ、両親から言われたことばから、性に関して過敏な態度をとるようになってしまったことが背後にある気がするんです。

性のことは恥ずかしいこと、悪いこととして育ってきたからこそ、男の子のことばを過敏に受け取ってしまったのかもしれない。

誰かに言われたことよりも、言われたことを受け止める自分自身や、自分の生い立ちに、トラウマになるような経験があったのではないでしょうか?

いろいろなことが重なり、「おっぱい」と自分の口から言えなくなってしまっている方、自分のおっぱいに触れられなくなってしまった方、自分のおっぱいすら見ることができなくなってしまった方がいらっしゃいます。

おっぱいということばがもつ、ネガティブが、おっぱいに触れられないことに繋がる


「おっぱい」ということばにネガティブなイメージを抱えているからこそ、おっぱいを無視してしまうのではないかというのが私の考えです。

自分のおっぱいに自信がない…出産後に乳腺炎になってしまった経験がある…年齢を重ねておっぱいに張りがなくなってきてしまった…

私、「おっぱいマッサージ」という名前をつけて、すべての女性のためのおっぱいマッサージと言っているのには大きな理由があって、「おっぱい」という単語にネガティブなイメージをなくしたいんです。

「おっぱい」は、女性にとって、とても大切な、女性を象徴する部分。

「おっぱい」という単語を聞いたり、目で見たりしたとき、優しい気持ちになったり、明るいイメージを持っていただきたい。

性の対象としてのおっぱい


人間の内側にある、社会的なおっぱいに対するイメージって、ネガティブなイメージが多く、トラブルだけではなく、性産業で消費されてしまっているものという印象を持っている方も多いかもしれません。

「おっぱいマッサージ」と書くと、大手の検索エンジンから排除され、投稿が削除されてしまった経験があります。

私は、真面目におっぱいについて語っているんです。

「おっぱい」に関する投稿が、削除される必要があるのでしょうか?

私は、「おっぱい」という言葉のイメージを変えていきたいです。

「おっぱい」という言葉をイメージしたとき、ポジティブなイメージを持って欲しい。

「すべての女性のためのおっぱいマッサージ」が、いつか学校の授業に取り入れてもらえるように、活動していきたい。私の大きな目標です。

おっぱいは、トラブルが起きてから初めて目が向くもの


おっぱいが滞って乳腺炎になった経験がない方は、きっと一生のうちで、一度もおっぱいマッサージって受けないと思うのです…

でも私は、「すべての女性」がおっぱいマッサージをする必要があると思っています。

そもそも、おっぱいって、自分で触れる経験も少ないし、人に触れられる機会も少ない、日頃無視されている部分。

みなさんは自分のおっぱいに日常触れる機会はありますでしょうか?

鍼灸院や整体を受けても、おっぱいマッサージをマッサージされるということはないはず。エステでさえ、おっぱいに触れることってほとんどないそうです。

ほとんどセルフケアしないままになり、忘れ去られているけど、実は大切なおっぱい。

日頃からセルフチェックする方法や、おっぱいマッサージがちゃんと効果が出ているかを自分で判断する方法があり、たくさんの方におっぱいマッサージのセルフケアの方法を知っていただきたいのです。

おっぱいマッサージと、第四チャクラ


ここから、少し毛色の違う、チャクラの話をさせてください。

チャクラとは、人間の生命エネルギーが出入りしている場所。

車輪のようにグルグルと回り、エネルギーを生み出しています。

このチャクラ、会陰から始まって、頭のてっぺんまで七つのチャクラが存在しいると考えられていて、おっぱいが位置するのは、第四のチャクラである「アナハタチャクラ」にあたります。

「アナハタ」は止まることがないという意味を持ち、止まることのない、絶えることのない、初めも終わりもない音が流れ続けていると言われています。

アナハタチャクラと願望実現


アナハタチャクラの内側にはの望みの木と呼ばれるカルパブリクシャがあると言われています。

カルプブリクシャのイメージは常緑の木。願望実現の働きがあると考えられています。

アナハタチャクラがしっかりと動いていると、絶えることなく、願望を実現させることができると。

それは、よくもわるくも、願望を成就させる働きがあり、自分をいかすことにも、殺すことにも働くことがあるのです…

願望も、意志も、現実世界で実現させることができるアナハタチャクラ。

アナハタチャクラが目覚めると、触覚が鋭敏になり、細かな感覚をひろえるようになると言われていて、アナハタチャクラが閉じていると、人に触れられても喜びを感じないからだになってしまうということ…

また、アナハタチャクラの内側にはヴィシュヌ結節という結び目があり、この結び目がほぐれると、チャクラが目覚めると考えられています。

「易経」と「運気」という考え方


東洋医学は、そもそも人の運気を変える方法論の一つです。

「易経」という、運気を扱う陰陽論から生まれた東洋医学は、元々、病気を治すというよりも、自分の人生を先に進めるための方法論という意味がありました。

自分の運気を変えるのに、一番手っ取り早い方法が、自分のからだを変えること。

自分のからだを変え、自分の身の回りの風水を整えると、自然と人生が変わり、世界を変えることができるというのが、東洋医学の大きな考え方であり、からだの症状を改善させることだけではなく、自分の人生を好転させたいと思う人にこそ、施術を受けていただきたい!

病気を治したり、痛いところを改善させることだけが、東洋医学ではないのです!

おっぱいマッサージと願望実現


おっぱいマッサージを受けて、自分の人生が好転したという報告も、たくさんあがってきています。

おっぱいマッサージを受けてから夫婦関係が良好になった方。おっぱいマッサージを受けてから、今まで踏み切れなかった離婚を決意できた方。

おっぱいマッサージがきっかけになり、自分の願望が叶った方がいます。

これはきっと、東洋医学の本来持つ運気を改善させるということと、アナハタチャクラの作用があるのではないかと私は思うのです。

そもそも、おっぱいマッサージを受けるには、受ける前から大きなエネルギーがいるはず…

自分の殻を打ち破って、おっぱいマッサージを受けようと思ったことだけでも、充分願望実現するための扉は開いているのだと私は思うのです。

おっぱいを受けたいと思ってくれた方へ


きっと、たくさんの思いをもって、おっぱいマッサージを受けたいと思った方がたくさんいてくれたはず。

今この文章を読んでいる方の中にも、おっぱいマッサージを受けてみたいと思った方もいるかもしれません。

受けようと思ってから、実際に施術に来るまで、実に三年以上かかった方もいました。

おっぱいにまつわるトラウマを抱えていて、私のおっぱいマッサージの投稿を読んでから、ずっと興味をもっていただいていたんです。

ある時、ふとおっぱいマッサージを受けようと決心して私の鍼灸院に来院して、受けた途端、ブワーッと涙が止まらなくなったと話してくれました。

しかも、自分でも、なぜ涙が出るのか、全くわからなかったらしいのです。

なぜだかわからない涙が流れ続けて、涙が止まったとき、自分の内側に静けさがやってきたとおっしゃっていました。

もっと早く、受ければよかったと言ってもらいましたが、自分で決断できたタイミングが、一番いいタイミングだったと私は考えています。

おっぱいマッサージを受けると涙を流す人がものすごく多い


この方だけではなく、おっぱいマッサージを受けると、ボロボロと涙を流す方がたくさんいました。

本当にたくさん…

涙が出た理由で多かったのが、自分のお子さんに母乳をあげることができなかった方。

おっぱいのトラブルがあり、自分の子どもにおっぱいをあげることができなかった経験があって、ずっとこころの中に閉まっていた思い出が、ブワーッと滝のように押し寄せてきて、いつの間にか泣いていたという方がすごく多い!

自分の子どもに対して罪悪感があり、おっぱいにネガティブなイメージがあったけれど、おっぱいマッサージを受けて、ネガティブなイメージがなくなったという方もいらっしゃいます。

内側にあった結ばれがほどけたのかもしれません。

左右のおっぱいの真ん中にアナハタチャクラがある


私のチャクラの感じ方は、第一チャクラから、第七チャクラまでを一つの大きな流れとしてあって、からだ全体を貫く大きな太い管というイメージがあります。

第四チャクラであるアナハタチャクラは、そのチャクラの中でも、意識にあがりやすく、働きを感じやすいチャクラだと思うのです。

東洋医学では、意識の座は心臓にあって、心臓が君主として全身をコントロールしているという考え方があるのですが、チャクラの概念でも、アナハタチャクラは心臓をコントロールしていると考えています。

私の見解ですが、アナハタチャクラは女性を象徴するおっぱいの高さにあり、左右のおっぱいとアナハタチャクラは、大きな繋がりがあるのではないかと考えています。

アナハタチャクラ自体、からだの触覚に大きく関与していて、アナハタチャクラの働きを活発化させると、からだ全体の感覚が、左右均等になる感じ。

おっぱいに左右差があると、アナハタチャクラの活動も抑えられてしまい、うまくエネルギーを巡らせることができないのではないかと思うのです。

おっぱいマッサージを受けると、左右のおっぱいに触れられた時の感覚が大きく違うことを自覚する方が多いのですが、普段意識しないと、なかなか左右差を感じないのですね。

右は何かに覆われて閉じている感じがあるけれど、左は外に向かって開いている感覚があるなど、人それぞれ、感覚の違いがわかりやすい部分なんです。

おっぱいマッサージは、左右のおっぱいだけではなく、真ん中の胸骨を動かす手技があり、おっぱいマッサージを受けると、左右の感覚の差がなくなることが多いです。

左右の差がなくなると、右と左のおっぱいが繋がって、アナハタチャクラと連動し、チャクラ全体の流れも、大きく太くなる印象があり、一気にからだ全身のエネルギーが流れる実感が私にはあります。

おっぱいマッサージをすると、アカがたくさん出てくる人が多い


おっぱいマッサージをするとですね、アカがたくさん出てくる方が多いんです。

きっと、日頃ケアをせず、自分のおっぱいに触れることもないのだろうなぁと思ったことが何度もあります。

忘れ去られているところだからこそ、できるだけ全力で、鎮魂させてあげるくらいの気持ちで私は施術をさせていただきます。

触れてこなかったからこそ、自分のおっぱいに目を向けていただき、大切にしてもらいたいんです。

からだって、手をかけてあげると、必ず答えてくれます。

あなたが目を向けてくれることを、おっぱいは待っているかもしれません。

おっぱいのトラウマが消えると、自分のことをもっと好きになれるのではないか?


私は、おっぱいが持っているネガティブなイメージを変えていきたいと思っているのですが、おっぱいマッサージを受けてから、自分のことを大切に思えるようになったという感想をいただいたことがあります。

自分のからだに目を向けることがあまりなかったけれど、「おっぱいマッサージ」というワードに引きつけられておっぱいマッサージを受けてから、鏡をしっかり見られるようになったし「あれ、私のからだの曲線、前よりもめりはりがついて、美しくなっている!」と気づいたそうなのです。

おっぱいもふわふわになり、自分のおっぱいが愛おしくなったと…

自分のからだの変化に気づき、筋トレをしたり、体操をしたり、ヨガをしたりして、自分を磨くようになったそうです。

休みの日も早起きをして、まずは自分のからだを動かすという習慣を続けていくことによって、自分のことを愛せるようになってきたと。もっと大切にしてあげたいと思えるようになったそうです。

おっぱいマッサージがきっかけになり、自分のことを好きになってくれたって、私にとってとても嬉しいご報告でした。

おっぱいマッサージを何年かやめていた時期があります…


たくさんの嬉しいご報告があったのですが、私、三年ほどおっぱいマッサージの活動も、施術もしなかった時期があります。

覚悟を持っておっぱいマッサージをひろめる活動をしていたのですが、あるとき、おっぱいマッサージを受けた女性のパートナーの方から、ものすごくお叱りをいただいたことがあるんです…

ご本人からではなく、パートナーの方からきついことばを投げかけられたり、精神的な傷になったので訴えると言われた経験があって、ものすごく神経が衰弱したことがあるんです。

おっぱいマッサージを私がすることによって、誰かが傷つくこともあるし、私の鍼灸院に通っている方の大半はおっぱいマッサージを受けにきているわけではないのに、私がおっぱいマッサージをしていると投稿すると、通いにくくなるのではないか?と、いろいろなことを考えてしまい、私自身が大きくバランスを崩した経験があります。

だから、やめようと思い、一切施術をすることを三年ほどやめていたのです。

間に、「おっぱいマッサージ、一時期たくさん目にしたけれど、下火になってなくなったんだね」というような投稿を目にしたことがあって、私、正直こころにグサッと刺さりました…

できなくなる理由があったんですよ…

まぁ、私の覚悟が足りなかっただけなのですが…

再びおっぱいマッサージの世界へ


精神的にダメージを受ける事柄があったり、おっぱいマッサージはもうしないと決めてからも、たくさんおっぱいマッサージを受けたい方や、もう一度講座をやってくださいという声をたくさんいただきました。

その度に断っていたのですが、人のからだを扱う方から、おっぱいマッサージを教えていただきたいという要望が再びやってきたのです。

「私が行うのではなく、女性の方に教えて、女性の方にひろめてもらえばいいんだ!」と思い、私がつくったおっぱいマッサージの方法論を、もう一度、誰かに伝えて、残してもらいたいと思うようになったんです。

おっぱいマッサージを伝授した方々に見せてもらった世界


おっぱいマッサージを再び人に教えるようになり、50人ほどのセラピストにおっぱいマッサージを実践してもらった頃から、月に一回、おっぱいマッサージを私がお伝えさせていただいた方を対象に、練習会を開くようになったんです。

一回で伝え切れるものではないし、日々技術や理論も進歩しているので、定期的に集まってもらい、新しいやり方をお伝えさせていただいているのです。

おっぱいマッサージはオイルを使って施術をするのですが、女性同士が裸になって、おっぱいを触り合う光景って、なかなかないと思うのです。

みんなが和気あいあいとお互いのからだを診あっているのをみて「あぁ、おっぱいマッサージをやめなくてよかったなぁ」と心底思うのです。

安心して、自分のからだをあずけられる相手がいて、お互いに技術を切磋琢磨し、技術の研究をしている場をつくれたことを、私は誇りに思っています。

おっぱいマッサージの輪をひろげていって欲しい


これから、もっともっと多くの人がおっぱいマッサージを覚え、セルフケアだけではなく、家族にも当たり前に行えるようになったら、出産後のおっぱいトラブルも減るだろうし、乳がんで涙する人は減っていくと私は思うのです。

そのために、「おっぱい」ということばが持つネガティブなイメージを変えて、「おっぱい」ということば自体を浄化していきたい。

まずは、社会の意識を変えること。

「すべての女性のためのおっぱいマッサージ」は、その方法論なのです。

多くの人に、すべての女性のためのおっぱいマッサージを届けたい。

今、たくさんのセラピストの方におっぱいマッサージを伝えています。

すでに私の蒔いたおっぱいマッサージの種は花を咲かせ、実を結んでいます。

何度も何度も、おっぱいマッサージを伝え続けてきてよかったなぁと思うのです。

自信を持って、すべての女性に受けて欲しいと思います。

おっぱいマッサージが、安心して受けられる世の中、すべての女性が、自分のおっぱいを愛おしく思えるような世の中になればいいなぁと、私は思って、今日もおっぱいマッサージを伝え続けています。

長い文章に成りましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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