創作エッセイ(67)名古屋市市政資料館

堂々たる近代建築。私の文人心をくすぐりますね。

 今期の朝ドラ「虎に翼」でこの資料館の映像観て久しぶりにやってきた。
10年前。会社辞めてバイク便やってた頃、中区の待機場所としてよく利用してたのだ。
「虎に翼」は、日本で初めて女性として弁護士、裁判官、裁判所長、それぞれを務めた三淵嘉子をモデルとしてドラマ化したものだが、彼女は1952年、名古屋地方裁判所で初の女性判事となっている。

色々な映画やドラマのロケに使われている
聖地巡礼のブーム来るだろうなあ

 併せて、東区白壁から北区の志賀本通りまで、地下鉄3駅分ほど歩いた。
 実は現在執筆中の「不死の宴 第三部」では、このエリアに神道系宗教組織・御射宮司協賛会という架空の団体の本部があるという設定なのだが、何と本物の新興宗教団体の本部があって苦笑い。俺のセンス、間違ってなかったわと。

名古屋市市政資料館

(追記)
 名古屋市市政資料館の二階にあるカフェで昼食にしたのだが、サンドイッチとトースト類を食べることができる。お値打ちで悪くない。壁に貼られたコーヒーチケットを観ると常連客多そうである。近代建築の中で飲むコーヒー、ファンなら格別だろうね。

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