映画レヴュー(133)「レッド・クイーン」

2024年アマゾン

フアン・ゴメス=フラドによるスペイン文学界を席巻した作品のドラマ化。
アントニア・スコットは世界一賢い女性で、その聡明さから警察の秘密プロジェクトのレッド・クイーンとなった。とある問題を起こした刑事のジョン・グティエレス(屈強なバスク人でゲイ)は、誘拐と殺人という、血が騒ぐ2つの事件で再び人生に花を咲かせることはできるのか。
というドラマだが、けっこうお約束通り感はある。
優秀だがコミュニケーションに難のある女探偵ゲイの男探偵のバディもの。ゼロ年代ならユニークだったかもしれないけど、今ではもうまたですか感は否めない。
ストーリーは面白いけど、知能指数の高いエージェントを作るとか、秘密の組織とかの裏設定も、やはりまたですか感
とは言え7エピソード一気見させられたのもまた確か。そういう意味では成功作かもね。わかっちゃいるけど面白い、プロの仕事だなと。

「レッド・クイーン」

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