スネイプ先生がやっと好き

久しぶりにハリーポッターを観たノリコさん。

最近は、
ファンタスティックビースト時代のダンブルドア先生の魅力に首ったけで、
ハリーにはすっかりご無沙汰してしまいました💦

かれこれ、
ハリーポッターシリーズは20年になるのですね。
・・・つい、この間、夢中になって読んだと思ったのに😱

…そういえば、
現在23歳のムスメくんはまだチビッコでしたもんね💦
いつかこの世界をこの子と一緒にワクワク楽しみたいな。と、思ったっけ。

シリーズ中盤くらいからは映画も一緒に行くようになって。
その頃はまだ帰り道に木の枝を拾って、そこらへんに魔法をかけていたっけ。

最終の「死の秘宝」は映画館で一緒に観て号泣して。
ユニバにホグワーツ城が出来た頃には、バイト代で友達とさっさと行ってたなWWW

そうやって20年も親子の歩みと共にあったハリーの世界。

あの頃、ハリーの孤独にチクリと胸が痛んだり、
ハリーの母リリーが命をかけて息子を護る愛に号泣したりしていた私は、
20年経ったら、スネイプ先生の生き方に本気で感動するようになっていました。

相手が結婚しても、亡くなっても、一生貫き通した片想い。
一番愛しい人と、一番憎い恋敵の、残していった忘れ形見に
瞳に愛しい人の面影を見続けて、時にきっと恋敵に似たところを本気で憎みながら、
敵を装い恨まれながらただひたすらに、ハリーを陰から命をかけて守り抜く。

今までは、そんなややこしい生き方に、めんどくさいなと思っていたのに。
正解でも間違いでもない、善悪でもない、
愛しいも憎いもどっちも入り交じった人間臭さに感動を覚えていました。

愛した人からそのまま受け継いだハリーの瞳に
最後に自分を映して欲しいと願い、叶え亡くなっていく。

魔法使いだけど、人の想いも、自分の愛も変えられない。
傷も痛みも、もどかしさも、叶わない思いも、どうにも出来ない。
ただそれらを抱えて生き続ける、勇気と強さだけがある。
そんなスネイプ先生の小さな、でも本当に純粋な長年の願いが、
たったひとつだけ報われた想いが、せつなくてたまんない。

ノリコは、魔法使いではなくてただのゴキゲンクリエイターだけども、
ヘンテコ継母がもがいても苦しんで走り続けた日々には
子供達の向いてる方向をどうにか変えようとしてみたり
自分の想いを受け取ってほしいと無理矢理してみたり
世間に悪者扱いされることが苦しすぎて、
解ってもらおうと躍起になってしまうことがありすぎて
今でもまだフツフツと湧くことだってある。

それがどうにもこうにも苦しくて、あんまりにも面白くなさ過ぎて、
痛みに囚われるよりも、誰にどう思われているか気にするよりも
全部横に置いておいて、ただゴキゲンでいようと決めた自分の生き方に賛成できる。

木の枝で魔法をかけてたチビなムスメくんの面影や
下のムスメと女三人でホグワーツ城へ笑って行った日のことや
家族五人みんなで笑ったたくさんの日の大事な思い出がちゃんとあるから。
何言われても、何て思われてても
どんなご批判を受けて、ぶれようが、泣こうが、痛かろうが
結局やっぱり前を向くことを選んでいける。

解ってもらうより大切なことは、
ずっと自分がそうあり続けることだけで、
「いつかわかってくれる」なんて甘い日が来なくても、ほんとに構わないと思える。
人が天国へ連れて行けるのは、思い出だけなんだからと本気でわかった気がするな。

ほんとに昇華しきって逝ったんだろうスネイプ先生にやっと共感できた
ノリコ、明日で51歳WWW

私の願いがひとつ叶うなら、
子供達が笑って生きて、生涯忘れないほどの思い出を作っていって
私たち5人で笑った思い出もそこにひとつは入っていてくれると嬉しいかな。

ハリーが息子に「アルバス・セブルス・ポッター」と自分の名前を入れたことを
スネイプ先生は、どんな風に感じているのだろう。

「別に・・・」って思ってそうな気しかしないWWW









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