教師ってもれなく恐ろしい理由

①自分は教師をするに足る人間だと思えるのが怖い
身の回りの教職課程をとって教師になろうとしている人たち、ほとんどが同級生だったとき人に意地悪したことあるし悪口言ってるの聞いたことあるし、勿論いいところもあるけれど、欠けもある。私が見たことない人でも大抵はそうでしょ?誰にも間違った危害を加えたことがない、悪意を持ってひとと接したことがない人間なんている?
学校は子供が家庭の次に長くいる場所で、影響も受けやすいはず。下手したら教師次第で価値観変わって人生も変容するはず。
完璧には程遠くて他人に悪意を見せたことのある人間が、そんな教師という職業に自分はなる資格がある、なっていいと、自分自身で思えるのが不思議で分からないから怖い。
(もちろんふつうに生きていく上では問題ない。欠点だって魅力になるし。)ただその自信が怖い。
まあ実際だれかがならなきゃいけないとして、この問題に向き合っている人っているのかな?と思う。大抵の人はそんなことで思い悩むこともなく教師になってるのでは?

まあその理論でいくと親になることも否定することになるけど私はそう思ってます。自分らは人格一個生み出すに値する人間だ!って思えるの怖いよ。

②他人にスカートが数センチ短いだの下着の色がダメだの髪型が派手だのと指図できるのが怖い
おおくの学校に校則があって、それなりの学校に理不尽な校則があると思う。
どんな気持ちで言ってるのかなと当時から思っていたけれど、どんな気持ちであれ言う権利があると思って言っているだけで怖いよ。
「ルールを守る練習」とか聞き飽きたし、は?と思う。そもそもルールは誰かの安全や最低限の幸せを守るために作るというのが根幹にあるべきなのでは、それを教えるのがまず仕事なのでは、と思う。ていうかそんなこと言う教師、本気でそれ思ってる?と思う。
誰かが言わなきゃいけないから言うとかじゃなくて、その存在を容認して従うことは正しいと認めることじゃないですか。ヤバいと思う。他人ですよ?生徒って。どんな気持ちで「髪ゴムの色、紺はダメ!黒か茶色!」とか言ってるんだろうと気になる。理解できなくて怖い。

③子ども相手に本気になれるのが怖い
小中高と通っていて、熱くなったり怒鳴ったり机を蹴ったりして怒る先生って結構いた。べつにクレイジーな人格破綻者というわけではなく。
今考えたら、特に小中とか、20も30も年下の子どもに対して本気で怒ったりムキになれるのって怖い。行事前とか中々団結して協力しないクラスに対して大声で感情的に何かを説く教師とか結構いたけど、なんであんなに本気になれるのかわからない。自分のためでは?と思う。
そもそも大声とか怒鳴るとかで威圧することを感情を伝えるツールとして使うの、ヤバいと思う。せいぜい10歳くらいで卒業した方がいい。
会社だったらやらないでしょ?って場面でも教師はやる。子ども相手なのにっていうか、子ども相手だからやってる人もいるのかも。それはそれで、ヤバい。怖い。
あとは生徒に手を出したり性的な目でみる教師、わりといる。ふつうにダメ。卒業後でも、生徒を恋愛とか性欲の対象として見ることができてしまうのが怖い。私(21)だって16歳なんか子どもだと思うし恋愛対象として見れそうもないし見るのには罪の意識がどうしても伴いますよ。それができちゃうのが怖いし教師という立場で行動に移してオッケー!って思えるのが怖い。

④めちゃくちゃ人間としてできてる教師、怖い
稀に、①〜③どれにも当てはまらなくて、すごく人間としてできてて理想的な教師、いる。熱心で悪い方向に感情的になることがなくて思いやりがあって人望があって教師としての立場にプライドとか信念とかをもって弁えている人。それはそれであなたたち怖いよ。
高校のときに一人だけいたんだけど、私の同級生、「逆に人殺しとかしてるのかな……」って言ってた。

そんな感じで、教師ってもれなく恐ろしいと私は言います。

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