見出し画像

セクシャルマイノリティーについて。その1

こんにちは。ドメストです。
今回は私のセクシャルマイノリティーについてお話ししたいと思っています。

幼心に体への違和感

私は今でこそ男性と結婚し一児の母ですが、自分の体への違和感を持って生活をしていた一人です。

最初に異変に気づいたのは小学校4年生あたり。

もともと幼少期からパンツスタイルが好きだった私ですが、母親が女の子の洋服を買ってくるのに酷い嫌悪感を持っていました。
それはそれは癇癪を起こすくらい泣き散らしていました。

今思えば母はそんな娘の事を心配して親戚の人にも相談していたのでしょう。
親戚のお家に遊びに行った時、親戚が可愛い水色のノースリーブワンピースをプレゼントしてきてくれましたが、泣きながら部屋に閉じこもるくらい拒否した覚えがあります。
普通の女の子だったらきっと嬉しがっていたのでしょうが…。

その後もずっと男の子の格好をしていていました。
よく覚えているのが横浜中華街で家族でご飯を食べていた時もお店の人に男の子に間違われたりしました。
男の子に間違われる事はかなり多かったです。身長も小学6年生で165センチあったので余計にかもしれないですね。

そして小学校6年生の時に、生理がきます。
嬉しいのか嫌悪なのか。
なんとなく違和感をまたそこで覚えます。

女ってわかってるのに、生理が来たことは嬉しい。
でもなんか女である証拠のようがする。

そんな葛藤がうまれました。

しかし、現に好きな男の子がいて両思いでした。
恋愛対象も男性ばかりでした。
(幽遊白書の蔵馬と鴉も対象内)


初彼女?

中学に入学すると、小学校が他校の子供達が集まります。
この時期コスプレしていたアニメキャラはほぼ男子。
エヴァのカヲル、GWの張五飛、K.O.Fの椎拳崇…

セーラー服が本当に嫌でギリギリまで男子の制服が着たいと親に懇願していました。
(金八先生のナオみたいですほんと。)

その後同じ部活の別の小学校だった同級生の女の子と仲良くなり、親友になりました。
彼女とはお笑いの話や家庭環境の話、なんでも話せました。

そしてある日、どちらがどうやって決行したのか覚えていませんが女子トイレの個室に2人で入ってしまいます。
そしてキスをしました。

ドキドキ そわそわ ムラムラ…

その後の記憶は全くないですが、彼女のことは確かに好きでした。
でも女性として好きだったのかは謎です。
だって2人で同じ部活の男の先輩を取り合っていたくらいなんで。

その後もお互いの家に行くとキスをして、下半身を触り合う…だけの事はしていました。

そして段々とあるきっかけで学校に行かなくなります。私は不登校児になり、一年半学校生活から背を向けます。

理由は「話が合う人間がいない(厨二)」

V系や洋楽に(bjorkやMARILYN MANSONなど)ハマり出します。
完全に拗らせていました。
アルコール中毒の親との確執もこの頃から膨れ上がります。
そして始めてリストカットをしたのもこの頃です。

ピアスを開け、髪の毛を赤く染め、眉毛も細く整え、たまに学校に行く時はスカートはメチャメチャ短く巻いて校則違反の黒スニーカーで登校します。

この頃は中性的と言うよりは一言でいうとメンヘラバンギャでした。
この時初めて彼氏もできます。
2歳年上の高校生でした。

結局、キスをした彼女とは連絡もとらないままになりました。

中性的な見た目

V系はもう、そのまんまですよね。
原宿神宮橋に行けば、今で言うジェンダーレスでいても誰も何もおかしいと言わない。
そんな空間がとても居心地が良かったです。

この時から段々進学も考えなくなり、中卒になります。
最初はお小遣いでやりくりし、親に買ってもらったベースを弾きまくります。

その頃から自分の見た目を完全に男子化することになりました。

続く

#セクシャルマイノリティー #性の悩み #声変わり #バイセクシャル #エッセイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?