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a Fistful of Kung Fu:香港電影大戦

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アフィストフルオブカンフーというゲームがあります。ニューゲームオーダさんのフロストグレイブ日本ネットショップでルールブックやミニチュアが売られているやつです。

フロストグレイブ日本語版のニューゲームオーダーさんがファンへの要望調査の結果、熱烈な支持を受け日本語化されたのがアフィストフルオブカンフー。副題に「香港電影大戦」とあるとおり、いわゆる香港映画という呼び方で僕らが親しんできたアクション満載の映画ジャンルをテーマにした小規模戦闘ゲーム(スカミッシュ級テーブルトップウォーゲーミング)です。

他のタイトルに比べるとファンによるブログやWEBサイトでの紹介が薄いのが寂しいので、このゲームを照会するエントリーをノートに書いていこうかと思います。

テーブルトップウォーゲーミングとしては、近年日本でもゲームズワークショップ社のウォーハンマーブランドのゲームが雑誌などを通じて広く紹介されて来ており、皆さんもテーブルトップウォーゲーミング(またはミニチュアゲーム)と言えばウォーハンマーを思い浮かべられるかもしれません。私にとってもウォーハンマー40kはワンオブモストフェバリットテーブルトップウォーゲームです。

話をアフィストフルオブカンフーに戻しましょう。

アフィストフルオブカンフーは、返還前の香港や台湾で山ほど作られていたカンフーアクションを見せることを目玉にした一連の映画(やそれらに影響を受けて作られたハリウッドやボリウッドの映画)のカンフーアクションによる戦いのシーンにあるようなシチュエーションを再現するのがコンセプトのゲームです。

出版社のオスプレイゲームズさんと提携したイギリスのノーススター社から専用ミニチュアのセットがいくつか発売されていますが、ルールブックに「妥当なサイズでベース(台座)のついたミニチュアならなにを使っても良い」と書かれていることに加え、「割と節操なくいろんなテーマ・ジャンルを題材にアクション映画に仕立て上げるのが得意な、かつての香港映画的な世界」を再現するゲームであることも相まって、好きなミニチュアを使ってプレイヤー好みのギャング団(プレイヤーが率いる10体ほどのミニチュアで組織されたチーム)を組織して、映画のクライマックスシーンのような闘いを再現し勝ったり負けたり引き分けたりして遊ぶことになるのです。

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少林寺の修行僧のミニチュアはアフィストフルオブカンフーの専用ミニチュアだ

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君が望むなら「シスター戦士と街行くおねいさん達ギャング団」なんてのもイケる。

例えば、GW社のロードオブザリングやホビットのミニチュアで組織した「旅の仲間ギャング団」や、クルックルダイス社の心臓が2つあり命が危険になると再生する種族で時空を旅していろんな危機を救って回ってる地球の大統領とその仲間達にしか見えないミニチュアを使って組織したギャング団などを使って、村に突如現れた恐竜から逃げおくれ、危ない発明品を持って隠れている気の狂った科学者を、相手ギャング団を出し抜いて自分たちの仲間に引き入れるために、武器や内功や軽功やワイヤーアクションや爆薬を使って派手な立ち回りをする。そんなあれをテーブルに情景モデルを並べて作ったジオラマちっくなゲームフィールド上で再現して遊ぶわけです。

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と、今回は、「アフィストフルオブカンフー:香港電影大戦」という面白いゲームがあります。ということが言いたいだけのエントリーでした。

次回からは「僕が考えた超かっこいいギャング団」紹介や、実際に遊んだ様子のご報告や、カンフーのゲームを遊ぶのに参考になると思って見始めたら面白くてゲームどころじゃなくなった映画にこういうのあります的なことを書いていけたらなあと思っています。

それでは今回は、この辺りで「劇終」


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