僕の考えたaFoKFギャング団②武侠一門・昇龍波動門のみなさん

　さてアフィストフルオブカンフーというゲーム、プレイヤーごとに6-15体のミニチュアモデルを使用してシネマティックなアドベンチャーを楽しむ対戦型の遊びですが、その6-15体のミニチュアモデルをまとめたものがギャング団。他のゲームだとアーミーとかウォーバンドとかパーティーとか色々な形で呼ばれますが、プレイヤーが率いるミニチュアモデルのチームですな。

　aFoKFではルールブック掲載のリストから選ぶもよし、一人一人をキャラビルドするもよしまあとにかくミニチュアを用意してそのモデルごとに名前や技を決めてポイントを計算して、その辺のやり方はルールブックに書いてあります。つまりプレイする人がある程度好きなようにギャング団デザインできるわけですよ。で、いつかプレイする日のために作った僕の超かっこいいギャング団をご紹介しちゃうので見てくれ。そしていつの日か俺と対戦する時のためにメタったりしちゃってください。

　という使い回しの頭の口上をまず書いたので、早速本題にいきましょう。今回紹介するギャング団は「武侠一門・昇龍波動門」の皆さんです。

　清王朝末期に着想を得た架空の中国を舞台にした架空の映画「ライジングドラゴンアンドムービングウエイヴ」に登場したキャラクター達です。この映画では、武林の名門昇龍波動門の宗師ハンとその弟子のチェンとユン、金剛如来旋風掌の使い手の3人の少林僧リーとイエンとチャン、トニージャー演じるムエタイ戦士と日本の歌舞伎役者シドウNが演じるカラテカ、そして中央アジアの謎めいたオアシスからやってきた2匹のサーベルタイガーを操る猛獣使いの美女ムイが長江の増水で孤立してしまった龍門客棧と呼ばれる宿に足止めされ、揉めたり手合わせしたり、中華世界の植民地化進めようとする帝国主義的で悪辣な西洋のエンパイア人の悪だくみを偶然知って命を狙われたり生き残りために急拵えの同盟を結びエンパイアに戦いを挑むオールスターアクション対策映画である、というイメージです。

前回は国産プラモデルと他社製架空戦記ものミニチュアモデルゲームのモデルを使用したワルモンっぽいギャング団でしたが、今回はうってかわってアフィストフルオブカンフー専用に発売されているミニチュアセットに手持ちのファンタジーミニチュアを加えてなるたけオーソドックスな感じのギャング団を目指してみました。

　まずは昇龍波動門の三人、宗師ハンと弟子のチェンとユンです。

　写真中央のがギャング団のプロタゴニストの宗師ハン（点穴の達人）、アビリティは疾走、かわし移動、治療術、点穴、ジークンドーを持っています。両脇の弟子2人はチェンとユンです。アビリティは疾走のみですが師匠の戦いをサポートします。

　次は金剛如来旋風掌の使い手の3人

　少林僧のリーとイエンとチャンです。アビリティは、軽業、疾走、鷹爪拳の3つが使えます。

　そして特別出演だか友情出演枠の2人

　左側がトニージャー演じるムエタイ戦士で、右側は日本の歌舞伎役者シドウNが演じるカラテカです。ムエタイ戦士（彼は助演です。アビリティは軽業、疾走、不動の構え、鷹爪拳）はエンパイアの悪徳商人に盗まれた村の仏像を追って、カラテカ（アビリティは疾走、忠臣、手裏剣、鷹爪拳、ローキック）はとにかく自分より強い奴に喧嘩をふっかけるために、それぞれ中国にやってきて長江の増水のために龍門客棧で足止めを食っています。

　ここまでの8人のミニチュアは英国ノーススターミニタリーフィギュア社から発売され、日本ではフロストグレイブネットショップから購入できる「武侠一門メタルフィギュアセット」に封入されているものです。

　最後に中央アジアの謎めいたオアシスからやってきた猛獣使いの美女ムイと彼女が操る2匹のサーベルタイガーです。

　彼女は故郷のオアシス村をエンパイアに滅ぼされシルクロードを東へ東へと旅してきました。心を許せるのは2匹のサーベルタイガーだけ。龍門客棧に辿り着き宿で働きながら、こっそり街道の山賊を退治してはサーベルタイガーに食べさせています。ムイのアビリティは軽業、鷹爪拳、隠密です。モデルはリーパー社のものでハーミットイン商店から購入しました。サーベルタイガーのアビリティは奇襲者、動物、大型、長移動、地に生きるもの、隠密です。モデルはウォーハンマーファンタジーバトルの6版か7版の時代に購入したオウガキングダムアーミーディールに入っていたものです。

　以上が、「武侠一門・昇竜波動門ギャング団」の400ポイント規模のメンバーです。清朝時代の人たちという設定ですが、aFoKFではタイムトラベルや時空のなんかのせいでいろんな相手と戦うことになりそうです。飛び道具がカラテカの手裏剣（投げるときのモーションとセリフは察してください）だけですが、軽業や疾走やサーベルタイガーの長移動でうまく接敵して殴れればなんとかなると期待しています。

　次回は「バチカンのシスター戦士ギャング団」の予定です。