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キセキの爆走


こんにちは、配送あるあるです。

サボっていたらいつの間にか1か月ぶりの投稿になってしまいました。続けることがだるかったのもあるんですが、特に書きたいことがないことが大きくて、最近はキーボードを打つ手が止まってしまっていました。

しかし、書きたいことがまたポツポツ出てきたので、またボチボチ書いていこうかなと思います。


今日書きたいのは、先日行われたジャパンカップについてです!

アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトという、史上初の三冠馬同士が一堂に会するという激熱レースがありました。しかもアーモンドアイの引退試合ということでより目が離せない一戦になりましたね。

自分自身、競馬をしてきて一度も勝ったことがなく、オッズの倍率の高さに誘惑され、万馬券狙いで毎度死に続けてきた訳ですが、この激熱レースは、久々に乗っかりたいと、約一年ぶりに参戦することを決めました。

ということで、今回はどういう馬券を買おうかと考えました。今回はマジで勝ちに行こうと思って、オッズや傾向を少し調べてみました。すると今回はアーモンドアイ最終戦ということでオッズは一番人気でした。が、しかし前のレース・天皇賞秋からひと月も経っていなかったため、去年の有馬記念と同じスパンだなと思いました、そしてあの時はアーモンドアイにかけて大負けしたな、というのも思い出しました。

「これは今回は来ないだろう、いや来ない!」

と閃きました。そこで今回はコントレイル、デアリングタクトを一、二軸にし、三着を前回2位のカレンブーケトール、推しのワールドプレミアの据えた三連単のフォーメーションという陣を組みました。



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「これは、きった歴代で買った馬券の中で一番堅くて当たりそうな馬券だ」

そして

「三冠馬のうち一馬は来ないだろう、いやそうあってほしい、なぜならオッズが高いから!!」

と願い、馬券買ったわけです。


しかし

「ま、でもアーモンドアイ着た時もワクワクしたいな」

と思いまして、一応アーモンドアイ軸の馬券も買うことに。

「どうしようか、アーモンドアイきたら個人的に大荒れなんだよな」

と思ってたので、ふざけつつもワンチャンありそうな、アーモンドアイ、カレンブーケトール、ワールドプレミアのボックスという最強の布陣を組みました。最高1238倍、200円が24万円!夢が膨らむなぁと、その時にはもう大金を手に入れた時のことで頭がいっぱいでした。でも個人的に今回カレンブーケトールは2か3に入ってくるとガチで思ってました。

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ネットで馬券を買うのに戸惑ったので、今回わざわざウインズまで行って馬券を買いました。朝10時半についたんですが、もうすでに多くのギャンブラーに溢れてて、コロナ前の競馬場を思い出しましたね。またあの大観衆でワイワイ応援して、ワクワクしたいなって思いました。競馬は負けても楽しいんですよね、こんなんだから当たらないんだと思います。

とか考えながら、ウインズを後にしました。


そして、結果発表。

その日は予定があったので、リアルタイムで追えてなかったのですが、トイレにいったときにTwitterをひらいてみると、もうすでにレースは終わっていて、いつの間にか私は負けてました。


結果はご存じの通り、そのまんま人気順でアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトが表彰台を占拠し、ジャパンカップは幕を閉じました。またしても死にました。

完全にアーモンドアイを見くびってました、まさか普通に勝つなんて思わなかったし、ここまでオッズ通りの結果になるのかと、三冠馬の強さに一本取られました。カレンブーケトールがハナ差でデアリングタクトに敗れたのが一番、悔しかったですね。まじで3位には入ると思ってました。ま来てても全然負けてたんですけどね。


ただ何よりめっちゃ見てて楽しいレースでした、有終の美をこのメンツで成し遂げるアーモンドアイの凄さ。有言実行する姿にその感動しましたし、最後の直線で三冠馬が抜け出すその美しさに、お金払ってよかったなと、「これだからお馬さんへの投資はやめられないな」と思いました、切実に。


その中でも特に印象的なのが4番のキセキの走りです。個人的に一番感動しました、アーモンドアイ以上です。


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正直一番最初に、あの大逃げを見た時はめっちゃ笑いましたし、「え、これまじで行っちゃうんじゃないか」とすごくワクワクしました。そのキセキを三冠馬たちが最後の直線で鮮やかに抜いていく姿もそれはそれはワクワクしましたし、何より目が離せない面白いレースでした。射幸心そそられまくりました。キセキは、そのレースを盛り上げてくれた立役者として、今回のジャパンカップの個人的MVPです。



最後に、ここからは完全に妄想なのですが

なぜキセキはあそこまでの大逃げしたのか、ということについて蛇足していこうと思います。

キセキは勝つために大逃げしたとも言えるんですが、それ以外の理由もあるんじゃないかとあの走りを見て思いました。それはアーモンドアイを優勝させるためなんじゃないかなと、勝手に思ってます。キセキはたぶん分かっていたんだと思います。この賞レースで自分が勝てる可能性は少ないこと、そして皆が認める伝説の最強女王の引退試合だということを。「なら最後に花を持たせてやるか」と自分が引き立て役になることをこっそりひとりで決めていたのではないか。あの走りを見て「これが今日の自分の仕事だ」というキセキの粋な男気と、自分の勝利以外の理由で走っているように、私の目には見えました。

だから彼は、最高の逃げ馬を演じたのではないか、と思うんです。ほとんどの馬が焦るくらいに大逃げし、皆を惑わすことで、大番狂わせの可能性を減らし、最強女王の花道をつくり上げていったのです。あたかも自分のスタイルだと見せつけながら、三冠馬のプライドに火をつけ、いつもの状態を引き出した。その上で最後の直線で、あくまで消耗したように見せ、ひっそりフェードアウトをして、寡黙に立ち去ったあの姿を見て、なんて粋なやつだなと思いました。

ま、あくまで個人的な妄想です。ただ一生懸命走ってただけかもしれません。

そんな妄想をしてレースを見返してみると、違う見方でレースを見れて面白いですよね。アーモンドアイの有言実行もなんですが、キセキの粋な激走にも特にウルッと来ました。その辺の変な映画なんかより全然胸打たれる、ような気がします。


Youtubeより


はい、ということで今回は、今回もしっかり負けてしまったんですが、次回の有馬記念はガッポリ勝ってやろうと思います。

次は、何に賭けようか。


#配送あるある #競馬 #ジャパンカップ #キセキ #ミミクソダイアリー

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