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夢をカタチにできる人の「3つの特徴」

夢をカタチにする人は「言い切る」


「私、やります!」

 私の歯の矯正(インビザライン)の話を聞き、飲食店を経営する親しいマダムは、すぐこう言った。
 その言葉を聞いて、「ああ、この人は夢をカタチにできる人だな」と思った。

 夢をカタチにできる人と、できない人には3つの違いがある。

1つ目は「言葉」
 夢をカタチにできる人は、ハッキリと言い切る。
 「やります」と。
 一方、カタチにできない人は、「~しようかな」と曖昧な言葉で濁す。そして、絶対に行動に移さない。

言葉によって脳が活性化すると行動が変わる


2つ目は「行動」。
 宣言した通り、すぐに行動に移す。
 冒頭のマダムもまさにそうで、私が紹介したデンタルクリニックに即予約を入れ、今月からインビザラインを装着し始めた。
 歯の移動が多いため、痛みがあるようだが、「1年後の美しい歯並びを励みに、がんばります」といたって前向きである。
 このように即行動に移せる人は、どんどん夢や思いをカタチにしていく。

 実は、こうしたことは脳科学でも証明されている。
 脳には「モノマネ細胞」と呼ばれる「ミラー細胞(ミラーニューロン)」が存在する。
 ミラー細胞は、言葉や映像から強い刺激を受けると活性化し、それが行動変容へとつながる。
 昔から「言霊」と言われるように、「言葉には発せられた内容が実現する力がある」とされてきた。
 これは科学的な側面から見ても、間違いではないのだ。

続けること。それが一番大事


 そして、3つ目は「継続」。

 決意を言葉にし、行動に移したのはいいものの、継続しないと夢はカタチにならない。残念なことに、ほとんどの人がこの「継続」ができず脱落していく。
3つの中で一番大事なのは、「継続」と言っても過言ではない。
 心理学的に言えば、独立変数(結果に影響を与える因子)となるのは「行動の継続」、従属変数(影響を受ける因子)は「夢(成果)」。
 行動が継続すれば、夢はカタチになる。
 つまり、双方は因果関係にあるということだ。

「~しようかな」が口癖の人は、まずは言葉から変えてみるといい。
言葉が変われば行動が変わる。
そして行動が習慣化し、継続できるようになって初めて夢はカタチになる。

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