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「人を動かす文章」とは?

人を動かす文章4つのポイント

今秋から新連載がスタートすることになった。

実はこの春から、仕事をセーブさせていただいていた。
大学の勉強があるからだ。
では何故、連載をお受けするに至ったのか?
それはご依頼いただいたメールに、心を動かされたからである。

具体的にその文章には、以下4つのポイントがあった。

①自著を読み込んでいることが、文面からよく伝わってきた

ご依頼者は自著をサラッと一部だけ読んでいるのではなく、じっくり読み込んでくださっている。
それをメールの諸所から感じた。
これは著者として、何よりうれしい。
また、「この方はお酒が好きなんだろうなあ」ということも文面からわかり、親近感を抱いた。

②名前を正確に書いてくださっていた

「何をそんな当たり前のことを」と思われそうだが、私の場合、珍しい名字(葉石)故の間違えが結構ある。
多いのは「葉山さん」
打ち間違いだろうと思われるのは「歯石さん」
「羽石さん」というのも少なくない。
こうしたことは幼い頃から慣れてはいるが、正直、気持ちいいものではない。
それ故に、正確に名字を書いてくださる方は、それだけで好印象を抱く。←意外と単純。

③仕事内容・原稿料が明確だった

初めての相手に仕事をするにあたり、これはとても重要なこと。
私もどなたかに仕事を依頼する際は、最初に金額や仕事内容を提示する。
今回は最初から具体的な金額・仕事内容が明確に提示されていた。
また、その後のやり取りもスムーズで、こちらの要望についても即明示していただけた。

④こちらの事情を考慮してくださっていた

実はこの部分が、お仕事をお受けした1番の理由である。
ご依頼者は、以前から私のSNSをご覧になっていたという。

大学の勉強の様子を熟知されており、11教科をコンプリートした時点でご連絡をくださった。
時間、メンタルともに余裕がある時にご連絡をいただけたのは、こちらとしても非常にありがたかった。

文章は人となりが出る

これらから言えるのは、「人を動かす文章」の要は、「いかに相手のことを考慮して書くか」ということだ。

例えば以下のような思いを持って書くといい。

「こう書くと、読み手はどう思うかな?」
「この書き方で理解できるかな?」
「名前や文法に間違いはないかな?」

相手のことを考慮して書けば、自然と一回読んだだけで理解できる親切な文章になる。

さらにはそこに「自分の思い」を加える。
それもできるだけ具体的に。
「何故、自分はその人を選んだのか」という熱意が伝われば、まず間違えなく、相手は何らかのアクションを起こす。
つまり、それは「人を動かす文章」になる。

さて、新連載は週に一本。
学生の身には少々ハードではあるが、ご依頼者の期待を裏切らないよう、
また読者にメリットを与えられるよう、気合いを入れつつ、楽しみながら執筆しようと思う。
詳しくは追って。

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