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仕事がたえない人と、たえてしまう人の「たった1つ」の差


いくつになっても仕事ができる人、できない人の差って何だろう?


 それは仕事に対する、そもそもの考え方だ。
「仕事や給料は誰かからもらうもの」と考えている人は、コロナ禍のような緊急事態に生き残りにくい。
 一方、「仕事はゼロから作り出すもの」と考えている人は、コロナ禍はもちろん、どんな時にも生き残っていける。

今は「VUCA」の時代

 そもそも「VUCA時代」と呼ばれる今、「誰かから仕事を保証してもらう」なんて考え自体、古いのかもしれない。
「VUCA」とは、一言でいうと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を指す。今がまさに、VUCA時代と言っていいだろう。
終身雇用もあてにならない。
大企業であっても、会社そのものの存続自体が保証されない。
そんな時代に、黙って仕事が来るのを待っていても、待ちぼうけになるだけだ。

仕事はゼロから作るもの


今の時代、基本的に「仕事はゼロから作り出すもの」だ。
誰かに依存し、責任を押し付けるのも違う。
すべての責任は「自分」にある。
仕事は天から降ってくるものではなく、自身の知見やパイプを使って、一から構築するもの。

 この考え方、たくましさを持っているか否かが、予測のつかないコロナ禍に生き残り、仕事をし続ける秘策ではないかと思う。

 自分の周囲を見ていても、それを実感する。
 コロナ禍に仕事がたえない人は、仕事やお金が天から降ってくるのを待ってなんかいない。
 自らどんどん動いて、仕事をカタチにし、お金を稼いでいる。
 そして皆、コロナ禍を言い訳にしない。

「コロナ禍だから仕方ない」という考えが仕事を制限してしまう


 いつまでも「コロナ禍だから」と言っている人は、心理学でいうところの「セルフ・ハンディキャッピング」、つまり自分自身でハンディキャップを課している状態に陥っていることが多い。
 そうすることで、「コロナ禍でなければ、自分はもっと仕事ができる」と思う余地を残し、プライドを保っているのだ。
 傷つくことなく、自分の心を守るためにセルフ・ハンディキャッピングは有効だが、「自己防衛」に偏ってしまい、本来の力が出せなくなる。

 しんどくても、先が見えなくても、とにかく自分を信じて、「ゼロから仕事を作る」
不確実な「今」こそ、仕事への考え方をシフトしていこう。

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