「返信不要」への対応、どうしてる?
「返信不要」に動揺してしまうワケ
「返信不要です」
メールを読みつつ、返信内容を考える私は、文尾に「返信不要」という4文字があると、軽く動揺する。
その理由は以下の3つである。
①「本当は返信が欲しいのでは?」と妙に勘ぐってしまう
②「返信しなかったら、冷たいと思われるのでは?」と不安になる
③無言の圧力を勝手に感じてしまう
こう見えて(どう見えて?)小心者なので、「返信不要」というたった4文字から、相手の思いをあれこれ想像し、ひとりでヤキモキしてしまう。
絶対にそんな深い意味を持って書いているのではないとわかっていても。
じゃあ、どうするか?というと、私は当たり前のように返事を書く。
「返信不要って言ったじゃん。ウザイよ」と思われていたらどうしようと考えながら。
ウザイと思われようと、本気で「返信不要」と相手が思っていようと、
せっかく時間をかけて書いてくれたメールを放置するなんて、
私にはどうしてもできない。
単なる自己満足なのかもしれないが、返信は相手への感謝であり、
「あなたのメールを読んでいますよ」という最低限の意志表示でもあると思うからだ。
ビジネスにおける「返信不要」
ではビジネス上において、「返信不要」はどう考えたらいいのだろう?
ビジネスマナーの書籍を読むと、「返信不要」「取り急ぎ」は
結びに使わないほうがいい言葉として挙がっている。
メールが届いていない可能性を考え、コミュニケーションを取らないと、トラブルになりかねないという一説を読み、深く納得した。
もしビジネス上で、「返信不要」という意志表示をする場合は、
と、丁寧に書くのが正解だという。
確かに丁寧だが、それでもやっぱり私は返信してしまうと思う。
いや、確実に返信する。
返信は最低限のマナーだと思うのは私だけ?
ちなみに私は「返信不要」は怖くて使ったことがない。
メールの返信がないと、「未着なんだろうか?」と不安を抱えてすごすのが嫌なのだ。
何らかの用事があってメールをするのだから、「だんまり」なのはマナーがなってないし、
相手への思いやりがないと思ってしまう。
というか、人さまからいただいたメールを放置する神経が、どうしても私には理解できないのだ。
あと「不要」という言い方が、高圧的なイメージでどうも好きになれない。
別に「返信したら迷惑」と言っているワケではないのだが、
「不要」という単語に冷たい響きを感じてしまう。
(私だけかもしれないけど)
「返信不要」のついでに言わせてもらうと、以下のことも苦手である。
①CCメールをした際、他の人の内容を見て最後に返信する
②返信するメールを選る(メリットがあるメールにしか返信しない)←人間性を疑ってしまう
③遅レス
④問うたことに対し返信がない
⑤グループメールで一切反応しない人
でも、上記のことって自分も無意識のうちにやっているのかもしれない。
ああ、メールってホントに難しい。
こうして考え込む性質なので、「返信不要」が苦手なんだろうな。
どうか私へのメールには、「返信不要」と書かないでください(笑)
余計に時間を費やしてしまうから。
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