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YouTuberやVTuberによる撮影許可取りの方法


自己紹介

こんにちは!富山県発信VTuberの拝師ねる(Haishi Neru)です!

僕はもともと関西に住んでいたのですが、数年前に富山県にたまたま引っ越してきて、富山県ってなんか地味だけど魅力がいっぱいあるなぁ、それを色んな人に伝えたいなぁ、という想いからVTuberとして富山県の魅力を発信することを活動のひとつとしています。

最近はお料理配信や晩酌配信が多めなので、富山県の特産品、名産品などを食べたり飲んだりすることも多いです!

他にもありがたいことに、「地方創生VTuberフェス2023」への出演や「ご当地VTuber名鑑」への掲載など、富山県の代表的VTuberとして紹介されることも増えました!

僕が富山県発信VTuberを名乗りはじめたのが2年以上前になるのかな?その頃はご当地VTuberという方は少なかったのですが、今ではかなり増えたのと、そういった立ち位置を目指している方も多いのではないかと思います。

ご当地VTuberのメリットとしては、VTuber活動をお仕事に繋げやすいことですね。インフルエンサーとしてのお仕事であれば、上を見ればキリが無くて、下手をすればヒカキンさんと戦う必要もでてくるわけですからね。そんなん勝てるわけありません。でも富山県のVTuberという立ち位置であれば、僕ぐらいの規模であっても、お仕事に繋げることができるわけです。

僕は富山県のお店や商品、観光地やお祭りなどを紹介しているのですが、そういった場合どこまで許可取りが必要なのか、どういった内容で許可取りをすればいいのか、といったお話をここでしていきたいと思います。

YouTuberやVTuberをお仕事としてやっていきたい方の参考になれば幸いです。

お店で撮影が必要になる場合

必ずお店の許可を取りましょう!これは感覚で分かるかと思います。法律的な話は置いておいても、誰でもいきなりカメラを向けられるとイヤですよね。えっ?ってなってしまうと思います。お客さんの邪魔になってしまうことも考えられます。そういったお店の方やお客さんに迷惑がかからないように、事前にお店に許可を得る必要があります。

商品を購入して家で撮影(配信)する場合

少しだけ著作権や商標権の話をすると、例えば富山県では魚が有名です。とあるお店で干物を買いました。その干物を勝手に動画や配信で映すと著作権違反になるのかというと、基本はなりません。その干物自体は一般的なもので著作物には該当しません。ただし、その干物のパッケージにロゴやキャラクターが入っていればそれは著作物になりますし、その商品名は商標権が絡んでくる場合があります。また、そのお店がホームページやパンフレットに掲載している干物の「画像」は著作物となりますので勝手に使用することはできません。(「引用」という方法はあります)

僕は法律の専門家ではないので、難しいお話はここまでにしておきますが、つまり、商品そのものを家で撮影する場合は許可は不要であることが多いです。
ただし、自分の売り込みであったり、今後の仕事に繋げるといった目的で、許可が不要な場合であっても、事後報告でもしておくのが望ましいですね。また、これは当然のことですが、商品の評価を著しく落としてしまいかねない内容は避けましょう。

観光地やお祭りなどを撮影する場合

これは場所によったり、何を撮影するか、どういった規模や目的で撮影を行うのか、といったことが絡んでくるので思ったよりも複雑です。基本は許可が必要と思っていた方がいいです。

例えば、公園で撮影した映像を商用利用したい場合は、その公園の管理者(県や市町村など)に撮影許可申請が必要になりますし、大がかりな撮影を行う場合は占用許可申請が必要な場合もあります。道路や河川などは通行に妨げのない範囲であれば許可は不要となる場合もありますが、三脚やレフ板使うとか機材によっては許可が必要になる場合もあります。

あとはこういった場所で撮影する際の注意点として、人の映り込みがあります。肖像権やプライバシー権といった部分ですね。この「人の映り込み」は例えば背景として映り込む場合など「人」にフォーカスして撮影していない場合は問題とならないことも多いですが、トラブルを避けるためにも気をつけた方がいい部分ですね。

お祭りのイベントステージなどを撮りたい場合は、当然、主催者に許可を得る必要も出てきます。

撮影許可に関するまとめ

法律やルールとして許可が必要な場合はもちろん、マナーとしても、トラブルを避けるためにも、許可を得ておく方が良いでしょう。また、許可がおりない場合も当然でてきます。以降は許可を得るために必要なことをお話していきます。

許可を得るためには、どうしたらいいの?

テレビ局や大きなチャンネルを持つYouTuberであれば、許可を得られる確率は上がると思いますが、それは何ででしょうか?そこで取り上げられることで、大きな宣伝になるという店側のメリットももちろんそうだと思うのですが、信頼度といった部分が大きいと僕は考えます。最近は迷惑系と言われる人もいたりしますからね。誰やねんお前は、といった部分です。

つまり、まずは自分がどんな活動をしているかを伝えるのが最優先かなと思っています。そこから、撮影目的や撮影内容、公開時期などを伝える、といったことですね。で、これらは文章で伝えるのがベストです。メールやDMなどであれば、好きなタイミングで見てもらえますし、リンクを貼ったりすることで自分のことを伝えやすいですからね。

あとはそれらをなるべく短く簡潔にする必要があります。長いと読むの面倒だよね(このブログ……)

撮影許可を打診する際のテンプレート

  1. 挨拶、自己紹介

  2. 撮影目的・内容・規模

  3. メリット提示

  4. 自分の実績やポートフォリオ

こんな感じですかね!
僕の場合であれば、

  1. 挨拶から入って、自分が富山県を発信する活動をしているVTuberであること、VTuberとは何なのかという説明を簡単に入れます。

  2. 配信(動画)の企画内容を記載、一人で行ってスマホで撮影する旨と所要時間を記載します。

  3. 配信(動画)内で紹介し、概要欄へのリンク貼り付けますってことと、店側の金銭的負担や人的負担は不要であること、マイナスとなるような発言は行わないことを記載、類似企画を過去にやっている場合はリンクを記載します。+お店や商品に対する熱意を伝えられるとベストです。そして、Twitterで告知してSHOWROOMとYouTubeで配信すること、そのURLとフォロワー数を記載します。

  4. 出演番組や出演イベント記載、その他リンクや代表動画記載(宣伝にもなる!)

ポイントは「宣伝してやるから許可だせ!」じゃなくて、「○○が好きだからどうしても配信(動画)で紹介したい!なんとか許可いただけませんか!」って姿勢だと思います。

ということで、皆様も参考にしてみてくださいね!VTuberの拝師ねるでした!

おまけ)撮影のオススメ機材

撮影における最も大切なものは「照明」だと思っています。食べ物を撮る場合とかね、光を当てる角度を変えるだけで、印象が全然変わったりします。あえて湯気に光を当てる、みたいなテクニックにも使えます。本格的なものよりも小型で持ち運びやすいものがオススメです!

撮影は最近のスマホであればそれで十分ですが、ジンバルがあるとさらにクオリティが上がります!


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