日本人に生まれたら、俳句をお詠み(ひさびさに)
何度か書いてますが、わたしは二十代前半のころに現代俳句と前衛俳句の両刀で俳句に入りました。現代俳句の花房治美子(はるみこ、と読みます)というおばあちゃん先生に、幻想俳句っていうのやってるんですと言ったら、季語をたのまず、定型からも離れていたらじきに詠めなくなるよと言われました。生涯作れなきゃいけないんですかね、この一句!ができたらそこでやめてもいいでしょうとわたしが言い返したら花房先生は、やってごらんなさいなと言い、この子は何にも知らないんだなというような顔をされた。
実に