「美は一日にしてならず!」
今年もいろんな美容やメイクのことなどを発信していきたいと思いますので
ゆるりふんわりお付き合いいただけたら嬉しいでーす!
よろしくお願いします✨
ではさっそく、新年1回目のテーマです。
「美は一日してならず」
大好きな叶姉妹の名言です。
では美は何日で完成されるのでしょうか??
勉強、料理、お片付け、仕事
何事も覚えてできるようになるには
「理論(仕組み)」→「実践」→「習得」
の工程が必要ですね、
好きなこと、興味があることに関しては「理論や、仕組み」を知る事すら楽しく、実践から習得するのも早いと思います。好きこそもののじょうずなれともいいますね。
逆に苦手な事、あまり興味のない事は「理論や仕組み」を見たり聞いても情熱が少ないとなかなか覚えられないし、
理論がわからないから完成へのイメージもぼんやりで実践→習得までのハードルが高くなってしまう。
誰でも得意不得意な分野があるのが個性だし当たり前のことだと思います。
ではここで質問です。
「美容やファッションに興味を持った年齢って覚えていますか?」
私は小学3-4年生のころにヘアアイロンを買ってもらった覚えがあります。
当時流行っていたアイドルのような前髪にしたくて。
でも髪は硬いし、巻き方もよく分からないし
そもそもやりたい髪型にベースをカットしなきゃならないなんて10歳の私は知らなかった…
ある程度わかる様になって気づいたことは
「濡れた髪のままヘアアイロンしてもカールつかないし、焦げていくだけ😂」ってこと…
どうりで何回やってもカールされなかった…
髪質が硬いせいだ…とあきらめていました
ああ10歳の私に、やりたいスタイルにカットしてから髪を乾かしてアイロンするんだよって教えやりたい😂😂
私の髪は太めで量が多くて乾きにくかったせいもあって
バレッタで髪をまとめようとしても、バレッタが止まらない
無理やり押し込んでも、すぐにバーン!と弾けて壊れてしまう…
だからずっと手先が不器用なんだと思っていました。
当時は美容情報なんて簡単に手に入らないから
素敵な人をみても憧れで自分に落とし込む発想も無いし、
小学生だからパーマも許されないし…
懲りずにマニキュア塗って学校に行って怒られたり、オキシドールで髪を脱色しては怒られたり
ティーン雑誌に載っていたちょっとおしゃれなシャンプーを買って宝物のように大事に使ったり
好奇心旺盛でやりたい放題だったけど、
やりたい事はもう少し大人になってからだな!
今できる事をやろうと切り替えも早い少女マリちゃんでした。
美容師になろうって思ったエピソードは前回書いたのでそちらも併せて読んでみてください☺︎(なりたい自分になった後の話)
今やっている美容の仕事やカウンセリングは、その頃の不器用な自分を応援して、手助けしてくれる存在がいて欲しかったから
そういう人になりたかったのかもしれない。
だから私と出逢う小中学生が美容やファッションに目覚めたらそれをすごく応援したいし、
まわりの大人はその目覚めを茶化さないで欲しい。
色気付くことは悪い事じゃないから。
他人が茶化した何気ない一言がそのあとにもずーっとこびりついて罪悪感を覚える人もいるんです。
コンプレックスは悩みなのに他人からそこが可愛いって言われてすくに納得出来るわけもなく。
自分で向き合って、考えて受け入れて
初めて自分のコンプレックスの部分も悪くないな。
むしろ好きだなって思えるまでには咀嚼する時間がとてもとてもかかるわけで
無責任にその人のコンプレックスの部分を聞いたときにそれも可愛いから気にしなくていいよって絶対に言えないです。
でも私がその部分を可愛いな、素敵だなって思った時は素直に
あなたのその部分を可愛いと思うし好きだよって伝えます♡
自分のことを否定する事を言われた言葉を信じるよりも、
自分のことを褒められた時に相手を信じる素直さを持つのも大事です♡
そして私はヘアアイロンを買ってもらった10歳から試行錯誤を重ねて、
自分のやりたいヘアやメイクと自分の技術が一致したのは20歳をすぎてからだったので
苦節10年くらいかかったわけです。
長かった。
学生の頃の校則やおこずかい事情がなければもっと早く答えに辿り着いていたかもしれないけど…
ウィノナライダーやブリジットバルドーとは違いすぎる自分の顔や髪質に怒り悲しみながら
自分のコンプレックスで落ち込んだけど生まれ変わる事は出来ないし、
フェアリーゴッ○マザーが一晩のうちに私を理想の顔にしてくれるわけでも無いから
自分でなんとかするしか無いなと自分の顔を実験台にして色んなメイク方法を試行錯誤。
美容学校に入学したらお化粧の方法を教えてくれる訳でもなくて、学校のみんなもそうやって見よう見まねで色々やりながら卒業するころにようやく少し垢抜けてきたのかなぁ?と思えるくらい。
多くの人が誤解してるけど、美容専門学校っておしゃれになる方法を教えてくれる学校じゃないんですよー!!
簡単に言うと『他人の髪を切ったり、適切な薬剤を使ってパーマやカラーをする事で対価をいただいてもいいよ』っていう『国家資格』の免許を取る学校です
現在の美容学校が何やってるかは分からないけど
わたしが通ってた頃は
国家資格の試験のための勉強を教えてくれる所だったから(多少はデザインやデッサンの授業があったけど)
いわゆる「ヘアカットや美容のセンス」は自分で勉強して吸収するしかない。
美容学校卒業後してからほんとの「美容師」生活が始まり。
そこから仕事を覚える事、自分のセンスを磨く事を
サボってたらいつまでもアシスタントのままだし、
指名がつかないと給料もあがらない…
見て覚えろの時代だったから、誰も親切丁寧に教えてくれる人なんて居ないし、
訳わからない質問したら怒られたり無視されたりもした時代。
まだアシスタントの頃、尊敬する先生が
自分の引き出しが多ければ多いほど多様なお客様と会話する事が出来るから何にでも興味を持って知識を増やして
と言われたのを忠実に守り(素直で行動力が半端ない20代の若さ)
読書、音楽、映画、舞台、旅行そして人との関わり。
自分のなかの「好き」を大事にして追求して
いろんな事を経ていまの自分の血肉となっている気がします。
ちょっと話が遠回りしてしまったけど、
きっといま素敵に見える人たちも
その髪型やメイク、ファッションセンスを
すぐに手に入れたわけでは無いと言うこと。
(なかには天才もいます)
失敗したり傷ついたり、失恋や友達との別れ…
「喜怒哀楽」色んな経験が組み合わされてその人のステキなスタイルになっているのでは無いのかなぁと思います。
マラソンをする時に、走るルートとゴール地点を最初に決めなければどこまでどのルート走っていいか分からないように
自分の予定のゴール地点、休憩する中間地点を決められるのは自分しか居ないし、
ゴール地点もいくつも変える事だって出来ます。
明日すぐに素敵で完璧なわたしには
なれないかもしれないけど。
千里の道も一歩から
ローマは一日にしてならず
むかしから偉大な人たちもこう言ってるんだもん。
思い立ってすぐに自分のやりたい事が実現するのは
大変だって事だよね!!
とりあえず今日も一歩ずつがんばろ!
化粧水たっぷり塗って保湿しよ!
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