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疾走感のある3拍子の作り方

どうも、あんじゅんです。
3拍子で曲を作る際にワンパターンになってしまってませんか?
大体重めのビートか静かめのビートになってませんか?
そんな方々向けに記事を書いてみようと思います。

とりあえず全てrooftop - PENs+に詰まってます。

みんな大好きPENs+のrooftop。最近サブスク解禁しましたね。
この曲に全て詰まってる気がします。
とりあえ聴いてみてください。

まずイントロからですが、スネアを聴いて貰えばわかりやすいと思います。
3拍子の表拍で鳴らしております。
これにより3拍子感が若干薄まります。

このフレーズの利点は次の展開や、その後のフレーズの拍子を変えやすいという利点があります。rooftopのイントロのタッピング部分は3拍子なのですが、キメは4拍子です。
3連符を使うことによって3拍子のリズムから加速する感じでキメてます。
参考になりますね。

0:25〜 2ビートに変わってます。
ここも3拍子です。
ここら辺からパッと聴いた感じ3拍子に聴こえないですよね。
疾走感さらに出ましたね。

0:39〜 3+2拍子です。
奇数拍+偶数拍も拍子の変化に対応しやすいです。
5拍子で作るよりも、この後の展開が考えやすい気がします。

0:51〜 3+2拍子ですが、ドラムが裏打ちに変わってます。
ギターは3+2拍子、ドラムは5拍子って感じですね。
これにより変拍子感が薄まります。

1:03〜 3拍子に変わります。
ブレイク+ハーモニクスを入れる事で曲をバスっと切る事で割と強引に次の展開へ持っていくことができます。
次の展開は思いついてるけど、どう繋げたら良いかわからない時は参考にしてみてください。

1:18〜 4+2拍子です。
これがめっちゃ便利。
3拍子からでも自然に疾走感のあるフレーズに繋げます。
とりあえこれ覚えるだけでも3拍子の曲が作りやすくなるので参考にしてみてください。

1:45〜 3拍子ですが、竿隊に注目して2+1拍子で数えてみてください。
ドラムは頭拍のみでこちらも偶数拍+奇数拍なので、次の展開に持っていきやすいです。

2:08〜 ドラムのキックが頭拍にきております。
これにより3拍子感が薄れてますね。

2:16〜 4拍子です。
前の頭拍に鳴ってるキックから良い感じで繋がってます。
そこからどんどん8ビートに変わっていきます。

3:07〜 ブレイク+ハーモニクスで3拍子へと展開していきます。
この繋ぎマジで便利です。

3:36〜 怒涛の2ビート。
こちらは3+2拍子です。
前の拍子が4+2拍子なので、3拍子へ展開しやすいですね。
さらに2拍子が「ドドタ」という2ビートで使われるビートの為、綺麗につながります。

以上です。
マジでrooftopには全てが詰まってると思います。

自分もこの手法をパクってscorch awayのThe skyという曲を作りました。

3拍子での曲作りがマンネリ化しているエモ、マス好きの皆様。
ぜひ参考にしてみてください。

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