現在の症状について
こんにちは。今日は、私の現在の体調についてお話しします。肺気腫と診断されてから数年が経ち、日々の生活において感じる変化や、病気との付き合い方についてシェアしたいと思います。特に、自分がどのように日常を送っているか、また過去と比べての身体の変化について、皆さんにお伝えできればと思っています。
現在の症状:中等症程度
私の肺気腫の状態は、おそらく中等症程度だと思われます。医師の診断では、まだ病気が末期に至るほど進行しているわけではありませんが、以前と比べて呼吸が浅くなっていることを実感しています。特に、8年前と比べると、明らかに深呼吸がしづらくなり、日常生活でもその変化を強く感じる場面が増えました。
8年前は、多少の運動や体力仕事をしても、そこまで息切れを感じることはありませんでした。しかし、現在は階段を上る際や、少し速く歩くだけで息が切れることがあります。自分ではまだ体力があると感じていますが、以前に比べると肺の機能が落ちているのを実感せざるを得ません。
運動と呼吸のバランス
その一方で、運動をまったく諦めたわけではありません。私は定期的にテニスを続けています。週に1回はテニスコートに立ち、仲間とラリーを楽しむことができています。もちろん、以前のように長時間プレイすることは難しいですが、適度な運動は体調を維持するために欠かせないと感じています。運動をすることで、呼吸が深くなる瞬間があり、それが自分にとって心地よいリハビリのようなものです。
ただ、テニスをしているときにも、8年前と比較すると大きな違いを感じます。プレー中に深い息を吸い込むことが難しくなり、特にゲームが長引くと息苦しさが増すことがあります。そのため、無理をしないように自分のペースでプレーし、休憩をこまめに取りながら楽しむようにしています。この「無理をしない」という考え方は、肺気腫と付き合う上で非常に重要だと感じています。
昼は正社員、夜はアルバイトの二足のわらじ
私の現在の生活は、昼間は正社員として働き、夜はアルバイトをしているという少し忙しい日々です。仕事を掛け持ちしていることで、体力的にはかなり消耗することもありますが、今のところ何とかこなしています。肺気腫を抱えているため、周囲からは「無理をしすぎではないか?」と心配されることもありますが、私自身はできるだけ普通の生活を続けたいという強い思いがあります。
昼間の仕事はデスクワークが中心なので、呼吸にはそれほど負担がかかりません。むしろ、じっと座っているときの方が呼吸が安定していることが多いです。しかし、夜のアルバイトでは立ち仕事や軽い力仕事もあり、体力的にはかなり消耗します。それでも、適度に体を動かすことが呼吸器のリハビリになると感じているため、バランスを取りながら両方の仕事を続けています。
呼吸と体温の安定
幸いなことに、今のところ呼吸や体温は比較的安定しています。肺気腫の患者にとって、息切れや呼吸困難が日常的な問題となりますが、私の場合、日常生活の中で大きな発作や急激な体調の悪化はありません。薬を服用しながら、定期的に医師の指導を受けていることが大きな要因だと思います。
また、毎日の生活で注意しているのは、体を冷やさないことです。特に冬場は呼吸器に負担がかかるため、室内の温度管理や外出時の防寒対策には十分気を使っています。体温が安定していることで、呼吸も安定しやすくなり、日常生活がスムーズに送れると感じています。
8年前との変化:息の深さが浅くなった実感
ここで、改めて8年前と比べた身体の変化について振り返ってみます。最大の違いは、息の深さが浅くなったことです。以前は深呼吸をすることが簡単でしたが、今では肺が満たされる感覚が少なく、浅い呼吸しかできないことが増えました。これは、特に運動をしているときや、疲れがたまったときに顕著です。
肺気腫の進行によって、肺の弾力性が失われ、空気を十分に取り込むことが難しくなるという話は聞いていましたが、実際に自分の身体でそれを感じるようになってからは、やはりショックでした。毎日の生活の中で、呼吸が浅くなっていくのを感じるのは不安なことですが、その一方で、できる限りの対策を講じて、進行を遅らせる努力を続けています。
前向きに生きるために
このように、肺気腫は私の生活に様々な影響を与えていますが、私はできるだけ前向きに生きることを心がけています。病気と共に生活するというのは簡単なことではありませんが、工夫次第で日常生活を楽しむことは十分に可能です。運動を適度に取り入れ、無理をせず、周囲のサポートを受けながら、自分にできることを一つずつ実践しています。
これからも、このブログを通じて私の体験や感じていることをシェアし、同じような状況にある方々と情報を共有していきたいと思っています。息が浅くなったり、体力が落ちたりすることがあっても、前向きな気持ちを忘れずに、今できることを大切にしていきたいと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。質問やコメントがあれば、ぜひお寄せください。皆さんと一緒に、肺気腫と向き合いながら、より良い生活を目指していきましょう。