あと一歩踏み出せばよかった冬を、踏み込みすぎた夏は許してはくれない。
大人になると夏休みがなくなると思っていた。
でもそんなことはなくて、そもそも誰かに決められた長期休みを夏休みと名付けて、謳歌してしまったが故に勘付けなかっただけなのではないだろうか。
不意に始まる夏休みをみんなは体験したことがあるだろうか。
ここ数年夏、他には冬、とかになると病気やら怪我やらで仕事を休まざるを得ない状況になっている。
実質夏休みということで自分を落ち着かせている。
でも悲しいことにこれで一つ舞台を降板もした。
悲しいの種類はいろいろだが、人に迷惑をかけることが人生で1番良くないことだと思ってる。その説は色々と申し訳ない気持ちでいっぱい。
ただ生粋の楽観主義がここにきていい作用をする。
ばちくそおちこんだりもしたけれど、おれめっちゃ元気よ。
自分の性格まじサンキューな!
ただその周期とでも言おうか、簡単には推し量れない厄年みたいなものは公演付近で多発する。
生まれた時から決められた厄年なんて当てにならないし、厄払いなんて金儲けする魂胆だろ!無意味だ!去れ!(個人の意見)。ここまで捻くれる理由は公演付近で多発することに起因してる。
でも生粋の楽観主義を宣言した手前、もう忘れることにする。神主のメイクマネーにもこれから口は出さない。
そんなこんなで謎の時間ができてしまい、それを夏休みと言って心を穏やかにしてる日々だが、久しぶりにジョジョの奇妙な冒険を読み返そうと思い立ったのが数日前。
初めてジョジョを読んだのが十数年前。
池袋の8時間1,000円ナイトパックの漫喫で爆読みしたのはいい思い出。
各部通したベストバウトは4部のラスト
漫画もアニメも見たけど詰まりまくってる。黄金の精神がこれでもかってくらいに。だから好き
それと9部はまだ触れてない。よくわかんないだろうし。
だから、ジョジョリオンを読み直した。よく分からなかったから。読み直したところで分かったのかと聞かれたら、分からないけど面白かった!って答える、自分には素直に生きたいからね。
ラスト唐突に語りのパートが始まるんだけど、これがやばい。説明は野暮だから読んでくれな?
でもやばいから抜粋はしちゃう。
これは「呪い」を解く物語
存在するけども
目に見えないものが
この世には在り
ジョジョリオンでは
それは人の
「心の形」
東方家が支払ったこの
犠牲と代償は
あまりにも大き過ぎて
ーーそして残酷だ
(中略)
家族は全員
希望の為に行動し
廊下で厄災が倒れ・・・
最後の最後に
東方家の家族は
更にガレージの
奥へと進んだ
それは全て希望の為
ごめんだけどちょっと心震わせちゃおうかな。
ジョジョリオンを読み進めた結果このラストに辿り着く。この語りが小さな町で起こったいろんなことを全て想起させる。そしてエンドロールのような円卓での会話がそのすべての中のほんの一部をよく濃く描くのだ。核心に触れないで説明するとこうなる。
直近で読んだから記憶がアツアツなところ申し訳ないが、ここからは直接会った時にでも話そうぜ。夏が終わったら少し冷めてるだろうからその時にでも。
ちょっとその時は排気口の新作公演もあるから、その話もできたら最高じゃんね。
p.s.
冷房の設定温度に迷ってる人へ
ラッキーナンバーなんて当てにならないぜ
佐藤暉
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ルール2
ごめんねとありがとうは繰り返せ
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