CR私鉄純愛列車 1/239ver.

排気口新作公演
「光だと気づいた順に触れる指たち」無事終幕しました。
これについては、もうこれ以上の言葉で語る必要はない。

しかし、それは哀しすぎるのでもう少しの言葉を借りるならば、感謝である。
準備、稽古期間の中、初めまして、久しぶりの人たちと作品を作る、作りまくる。
そうして本番を迎えて、お客さんに観てもらう。
一言でもお客さんから感想をいただいたりする。
たまにはいただきまくる。そうして本当の意味で作品が完成していくような気がする。
前公演「人足寄場」では、稽古を重ねていき客観的に作品を見ることが難しくなり、感想を持ってして実感が湧いたことを覚えている。
当たり前だが、多くの人の存在がなければまず成立しない。そんなことに必死で挑んでいる。
小っ恥ずかしいけどこれはガチ。言葉にすることで無自覚的になることだけは避けたい。

つまり胸を張りたい。

この調子だよ。
最初に語る言葉はーーとか言って、
少し言葉をーーとか言って、
そんなん嘘八百でぺらぺら言わなくてもいいことを並べちゃう。ぷぷ
下手すりゃそんなことに慣れちゃう。ぶー

でもそれすら感謝しちゃうのが、今回の公演だったんだ。だからこそありがとうございます。ぺこり。

排気口という劇団(あくまで概念として)に一言言うなら独り歩きは疲れるから、足並みは揃えてくれな?ってこと。

話を少し変えれば、排気口の次回公演が決まっている。
「人足寄場2(仮)」だ。
まだ漠然としか話は進んでないが、みんな次公演の話をするときは楽しそうな気がする。
特に穂波さん。
それはまだブルーライトを浴びず、文字に起こさないプロットのような話をしてるからだと思う。事実おれも楽しすぎる。
けどあと数ヶ月後、またあの懐かしい顔で台本書けなくてごめんなさいと謝る姿が想像できる。こればっかし悲しいけど想像できる。
でもそんなときは今回の公演のキーワードだったかもしれない「感謝」を思い出して欲しい。

穂「台本かけませんでした。ありがとうございます」

一同「ちょっと意味がわかりません。お酒飲み行きますか?」

こんな意味不明なやりとりが生まれるはずだ。
ほら感謝の力凄すぎちゃってる。
ちゃっかり、みんなもお酒飲みたい雰囲気にアレンジしとくから安心して欲しい。

これは単なることではなくかなり複雑な工程を踏まえたことだけはみんな忘れないでほしい。
だから、感謝はいいけど組み合わせには気をつけほしい。
雨の日の水溜りにも気をつけてほしい。

いつもより早く出た快速急行列車から
みなさまのこれからの奇跡を信じて

佐藤暉





















最近読んだ本
「アクロイド殺し」「箱男」「淵の王」

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