宮崎はリノベーション文化がない?
こんばんは。元宮崎県新富町地域おこし協力隊の二川智南美(ふたがわちなみ)です。3月に協力隊を卒業して以降、初めてのnoteです!
以前から、空き家をリノベするぞ〜!と豪語している私。どんな家にしようかな〜と妄想は膨らむばかり、一番楽しい時期なのですが、とある人にこんなことを言われました。
「宮崎って、リノベ文化ないよね」
わ、わかる!身に覚えがありすぎる!!
頷きすぎて、首がもげるかと思いました(笑)
というのも、購入前の下見や改修工事の見積もりを出す際に、何度か地元の建築屋さんに空き家を見てもらっています。
うちの空き家は屋根、お風呂、トイレ、浄化槽(うちの地域は必須です)など、直さなければならない部分が多いので、いろんな専門分野の方が入れ替わり立ち替わり来ました。
そのたびに「新築の方がいい(安い)んじゃない?」ってめっっっちゃ言われるんです!
ボロくても気に入っちゃったから購入を決めたのだし、リノベーションをしながらコミュニティを作りたいのに〜!
と、叫びたくなる気持ちを抑えていたこの1か月でした(苦笑)
宮崎にリノベ文化がない根拠ってあるのかな、と調べてみたところ、ありました!!
2022年に公表された、国土交通省による「建築物リフォーム・リニューアル調査」では、施工地域(都道府県)別の受注高(住宅のみ)は205億円。下から数えて9番目の金額でした。
この統計では、山梨、鳥取、徳島、愛媛、高知、大分なども、リフォームにお金をかけていないことがわかります。宮崎含めてこれらの都道府県は、戸建ての平米単価が安く、新築の価格が高騰しないと推察できる地域です。
また最近の宮崎は、平屋の新築がめっちゃ多いです。宮崎で2022年に着工した新築住宅のうち、なんと55%が平屋だったんだとか。
よほど広いお屋敷じゃない限り、建築費用は平屋の方がコストを抑えられますよね。
きっと建設会社のお兄さま・おじさま方は、親切心から「リノベより新築を建てる方が安い」とアドバイスしてくれたのでしょうが…
「リノベ文化作ったる!」くらいの心持ちで、華麗なるアドバイススルースキルを身につけようと思います。
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