「歩くアレルギー」に立候補していいですか?
昨日の「コンビニのサンドイッチが食べられない」という記事が、予想以上に好評(?)でした。みなさんも、いろいろ大変ですね・・・。
今日はもっと踏み込んで、アレルギーについて書こうと思います。
アレルギーとは?
アレルギーとは簡単にいうと、「免疫システムの誤作動」です。本来は体に害のない物質を異物だと勘違いし、免疫が攻撃することで、くしゃみや蕁麻疹(じんましん)などが出ます。
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コンビニのサンドイッチにも、もしかしたらアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が入っているのかも知れませんが、現時点では食品関係でのアレルギーの診断は受けていません。
ちなみに、アレルギーになる要因はさまざまあるのですが、私の場合はほぼ親の遺伝だと思っています(父がアレルギー体質)。
①スギ、ヒノキ、イネ科などの花粉
いわゆる花粉症です。4人に1人は花粉症だというデータもあるほど、日本人にとってはメジャーなアレルギーです。
原因としてよく聞くのは、3〜4月のスギやヒノキだと思いますが、私が一番ひどいのはカモガヤなどのイネ科。暑くなってくる5月頃に花粉が飛ぶので、マスクをするのも辛いです。
たまに、秋のブタクサにも反応します。冬以外、鼻が休まりません。
②ネコ
動物アレルギーも、比較的よく耳にするアレルギーではないでしょうか。
以前、ネコのいる、換気していないお宅に長居した時、目と体のかゆみが止まりませんでした。
動物の毛ではなくフケが原因なのだそうです。フケはとても微少で空中をただよっており、空気と一緒に口や鼻から入ってしまうのです。
③ハウスダスト(ほこり)
ほこりには、いろんなものが含まれているのですが、その中でも危険なのがダニのフンや死骸。ダニは人間のアカなどを食べているので、どこにでもいます。
特に、ベッド周りは要注意。定期的なシーツや枕カバーの洗濯、ベッドの掃除機かけは欠かせません。調子が悪いかも・・・と思ったら、とりあえずベッド周りをきれいにし、床に掃除機をかけると、体が楽になります。
④金属
これが一番めんどうくさい・・・。
明日以降、詳しく書こうと思いますが、アクセサリーや時計を身につけられないだけでなく、食器や鍋も金属のものを使えないんです。グヌヌ・・・。
⑤薬
薬でアレルギーってどういうこと? と思った方、多いと思います。
私も初めてアレルギー反応出た時、びっくりしましたよ。えっ、薬って病気治すもんじゃないのって。
しかも私の場合は、けっこうレアケースらしく・・・。これも後日、詳しく書こうと思います。
アレルギーを治すのは難しい
私はこんなもん(それでも多いかな?)ですが、世の中にはもっといろんなアレルギーを持っている方がいます。
今まで出会った方の中で驚いたのが、イーストアレルギー。パンなど、発酵したもの全般が食べられないのだそうです。もちろんビールもダメ。
でも食べられない、触れられないのは仕方ありません。自分の意思に関係なく、体の免疫システムがアレルゲンを異物だと認識してしまうのですから。
生活習慣の改善や治療で治る場合もあるそうですが、基本的には、アレルゲンの除去しか手立てはありません。わがままではないのです。下手すると死にます。
もしこれまでアレルギーを誤解されていた方、周りに勘違いされている方がいましたら、「食べなくても(触れなくても)生きられるもんね!」くらいの心構えでいてくださると嬉しいです。