実際、地域おこし協力隊ってどうなのよ?
2019年9月、地域おこし協力隊として、ついに宮崎県新富町にやってました!
新富町の場合
地域おこし協力隊については前回の記事にちらっと書きました。市町村によって求めている人材や要件はさまざまですが、ざっくり2種類に分けられると思っています。
①課題解決型 ・・・ 地域が抱える課題を解決するために、協力隊を呼ぶパターン。
②未来創造型 ・・・ 協力隊がやりたいことを自治体が応援し、特産品の創出や企業など、将来の地域活性を見据えて協力隊に活動してもらうパターン。
おそらく多くの地域は①ですし、みなさんも想像しやすいと思います。役場や観光協会などに所属し、その自治体が困っていることに対して、いろんなアプローチを考えていきます。
一方の新富町は②です。「自分はこの地域で何をしたいのか」が一番に問われ、その上で地域にどんな貢献ができるのかが続きます。面接では、事業計画書の提出が求められます。
そもそも、新富町には26人の協力隊がいます(21年3月現在)が、役場内で働いているのは私しかいません。ぼっち・・・。
前職を活かして広報紙づくり
まずは、役場唯一の協力隊である私の仕事を紹介したいと思います。ざっくりこの2つです。
・役場から発行されている広報紙の作成(企画構成、取材、撮影、執筆、組版)
・ホームページやSNSの更新
私が役場で働くことになったのは、私が「編集の仕事やりたい!地域の魅力を発信したい!」とアプローチしまくったのに加えて、役場としても広報に力を入れたかったからだそうです。
その期待に答えるぞと、昨年4月から広報紙をリニューアルしました!
まだまだ試行錯誤している段階ではありますが、以前の広報紙にはほとんどなかった、町民にスポットを当てるインタビューページ、町内で生産されている農畜産物を紹介するコーナー、町民が参加できる俳句・川柳コーナー(やりたかった!)などを設けました。
(農畜産物紹介コーナーについては、スマートアグリさんの記事でも取り上げていただきました)
やりたいことをやれるし、広報の号が重なっていくごとに、新富町の良さを知っていけるし、とても楽しく、やりがいを持って仕事をしています。
仲間たちのやっていることもおもしろい!
私よりもさらに「自分のやりたい」を突き詰めている他の協力隊は、個性豊かです。
青パパイヤを全国に広めようとしているパパイヤ王子、町を魅力的に切り取ってくれるカメラマン、ワインとメキシカンのお店を始めた地元出身者などなど。
広報紙をデザインしてくれたのも、デザイナーの協力隊です。さらに、町が立ち上げた女子プロサッカーチームの選手もいます。
正直、ピンキリです
地域によっては、受け入れ体勢はさまざまで、中には専門外の仕事を振ってくる自治体もあるそうです。せっかく協力隊になったのに、地域になじめず帰ってしまうという話も聞きます。
もし協力隊にご興味ある方がいらっしゃったら、きちんと話しあい、条件を確認してから着任することをおすすめします。
いったん、私の移住に関する記事はここまで! 明日からはどうしようかな〜♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?