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信じるものは自分で決める

『サラバ』上・中・下巻  著:西加奈子
文庫本で久々に読み直してみてる。
この物語は「信じるものを自分で決めよう」がテーマ。
いまこのご時世で生きる元気が欲しい人にぴったりの一冊。

多く人は世間や学校や親から与えられた常識や当たり前に縛られて生きている。
そんな人に与えられた常識を一度自分自身でバラバラにしてみて自分の感性で組み立て直してみる。
そうすることで自分が信じるものがしっかりと見えてくる。
人になにを言われようが、自分が信じたいものを信じる。
人に笑われようが自分が好きなものを好きと言える。
そんな人になりたいし、そんな人が大好きだ。

その大切さを深く考えさせてくれる物語。
この本は若い子におすすめしたい。
本を読まない人にも勧めたいし、いまのこの世の中で辛い想いや、悩みを抱えている人に読んでもらいたい一冊です(文庫本だと上中下で3冊あるけどw)

信じるものを見つけなさい。
あなただけが信じられるものを。
他の誰かと比べてはだめ。


あなたが信じるものを他の誰かに決めさせてはいけない。

物語の中に出てくるこれらのフレーズにとても勇気づけられた。
そしてこれは今の世の中で生きていくためにとても大切なことだと思った。

『サラバ』著:西加奈子
おすすめです。

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