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二十歳になる前にもう一度お子様ランチを食べたい

こんにちは、かずひ子です。
今日、3月27日は私の誕生日です。
二十歳になります。
二十歳といえば、大人と言われるような大きな境目の年ですね。

ですが私はまだ大人になりたくない。
なる準備もできていない。
このまま、二十歳を迎えたくないわけです。

そこで、私は大人になる前にやりたいことをやりました。

そうそれは

お子様ランチを作りたい!

お子様ランチ。
それは"お子様"しか頼めないランチ。
もうお子様とはいえないくらいになってきた私ですが、ココスやサイゼに行く度にお子様ランチのメニューを見てしまいます。

チキンライスやハンバーグ、
グラタンにエビフライにプリン!
それに塗り絵やおもちゃがついてくる。

美味しいものの詰め合わせだけでなくおまけのおもちゃももらえるという。
普通にランチを食べに行ったとて、こんなことありませんよね。
お子様に、こんなに豪勢なランチが用意されていることの凄さに改めて気づきました。

上記のように、お子様ランチは魅力に溢れています。

そのお子様ランチをもう一度食べたーーーーーーーい!!!!!!!


ですが「お子様ランチは12歳までのお子様のみ」と書いてあることが多く、頼めるとしてもただの人見知りのオタクが「お子様ランチ下さい」と言える勇気を持っているわけがありません。

そこで、お子様ランチを自作することにしました。

お子様ランチを作ろう!

お子様ランチを作るにあたって、お子様ランチの構成要素を考えます。
ハンバーグ
エビフライ
グラタン
チキンライス
ブロッコリー
大きめポテト
目玉焼き
プチトマト
リンゴジュース
ゼリー
プリン
おもちゃ
そして可愛らしいプレートとその頂点にたってる旗!!
以上が主な構成要素でしょうか。

これらを全て摂取したいのはやまやまですが、私は一人暮らしの貧乏大学生、全て作ったとて材料費もかかるし手間はかかるし食べきれないし。

ということで、ある程度の妥協をしてできた自作のお子様ランチのデザインがこれです!

かわい〜〜〜〜ね

タイトルは
「うさちゃんのお昼寝ランチタイム」

炊き立ての白ごはんでうさちゃんを表現、そして目玉焼きをお布団のように乗せる。目玉焼きに合わせるならハンバーグだろうとサプライズのように小さいハンバーグを下に盛り付ける。
野菜はみんな大好きポテサラとプチトマト。ブロッコリーと星形のにんじんは茹でてほくほく食感に仕上げる。
そしてグラタンは小エビとチーズをたっぷり乗せてボリューミーに。
デザートには定番のプリンを!
おまけとしておもちゃもどうぞ。

どうだろうか。イメージだけで描いていったが可愛すぎる。これは作るのが楽しみだ。


さあ作るぞ!!

まずはご飯をセット。一時間後に炊き上がるようにして、その間に他のものを作っていく。

ポテサラは、ポテトをマッシュしてきゅうりとにんじんを加えて味付け。余ったにんじんは星形に切りブロッコリーと一緒に茹でちゃおう。

グラタンはブロッコリーとにんじんとキノコと鶏肉とほうれん草と、具沢山!グラタンの素とマカロニを入れて煮詰めていく。
貧乏大学生はオーブンなんてないので耐熱皿に小エビとチーズを乗せていい感じにレンチン!

ハンバーグは冷凍のお弁当用のものでご勘弁。

炊けたご飯をにぎにぎしてうさちゃんの形に近づけていく。耳はハム、お顔は海苔で作る。

目玉焼きは慎重にうさちゃんの上に乗せる。一回目は卵黄が割れてしまいケチャップで頂いた。二回目は無事成功!

さあ、具材を盛り付けて、おもちゃも用意して、プッチンプリンをプッチンして、最後に旗をさしたら……

完成!!!

大変愛(う)い〜〜〜〜〜〜!!!!!!!

かわいい!かわいい!!

おもちゃはフライングタイガーとセリアで買ってきました。
あわよくば持ち帰れるお菓子も外せないよね。

おおよちよち。かわいいねえ。


自分すご〜〜!!!やば〜〜〜!!!!

予想以上にお子様ランチになってテンションの上昇率がすごい。
これは紛れもなく女児。女児の輪郭が浮かび上がってきている。


おれは女児になるぞ!!!


そう、私はこの日のために、黄色のオーバーオールにしましま靴下、そしてカチューシャに外はねカールという女児女児しい万全の装いをしてきたのだ。お子様の気分になってお子様ランチを食べるのだ。

おれのお子様ランチを見てくれ!と事前に連絡していた友達にお洋服も見てもらったところ、最強じゃんという最高の褒めの言葉をもらったのでハピ。


お子様ランチを食べる

手作りのお子様ランチを食べる。こんな体験は初めてだ。今まで出てきたものを食べるだけで、お子様ランチを作る手間を考えたことがなかった。ご飯を炊くときから考えてみると、作るのに一時間半くらいかかった。お子様ランチって、作るの大変なんだなあ。

いただきます!!!

頑張ったからなのか、久しぶりのお子様ランチだからか、作ったお子様ランチはすごくすごく美味しかった。
子供の頃を思い出すと同時に、私はお子様ランチを自分で作れるようになってしまったんだなという思いも湧いてくる。
顔だけになったうさちゃんが物悲しく感じる。

デザートだけになっちゃった。
プッチンプリンを食べるのも久しぶりだ。
これだよプリンの原体験は。
プッチンプリン、こんなに美味しかったっけ。

成長を感じて、もう子供と名乗れないのか……と思い少し寂しくなったが、二十歳になる前にお子様ランチを食べれたので満足だ。

ごちそうさまでした!!!


でも、可能であれば大人用のお子様ランチがあればいいなと思う。頼みづらいもんね。

結論

お子様ランチは何歳でも食べたい!!!!!





読んで下さりありがとうございました。
今度はコラボカフェ風推しプレートを作ろうと考えています。

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