娘とヒーローアカデミア

朝、洗濯ものを干したあと、目の中に日焼け止めが入って、痛くて目をつむってソファーに横になったら、次に目を開けた時には14:30だった。しかも目はまだ痛いとくる。

面倒で先延ばしにしていた、テレビまわりのものがiPadでも見られるようにする設定をし(夫に4回も！ワンタイムパスワードを聞くはめに)、昼ご飯がわりにアイスとチートスを食べながら、書斎のiPadで海外ミステリーを一本見ることに成功した。まあまあ面白かったので、続きを録画しようとしたが、リモート録画を設定するにはまたも夫にワンタイムパスワードを聞かなければならないとわかったので、リビングに降りて普通にテレビ画面で録画予約を行う。

娘の帰宅と入れ違いに夫が出かけ、夕飯は娘と二人だったので、出前でも取ろうかと頭をかすめたが、昼がお菓子でそれじゃあ自堕落が過ぎるし、そういえば昨日から一歩も外に出ていないことに気がついたのでスーパーまで歩き、夕飯は、値引きになっていたタコの刺身をカルパッチョにして、冷凍ピザと、冷たいコーンスープにした。
江ノ島では、花火が上がっているようだった。

娘が見てほしいと言って「僕のヒーローアカデミア」の映画予告をテレビ画面に流すので、もうiPadで見たよと言うも、大きな画面で見て欲しい！と譲らない。ヒロアカに！宮野さんの声が！違和感！などと草を生やして悶える娘を尻目に頬杖をつきながら、「今期どうなってるの?まだつらい感じ?私もう見れそう?」と聞く。前シーズンが重くて辛かったので、今シーズン私はまだ見ていないのだ。娘は、一話目はすごく楽しいから見た方がいいよ!と薦めつつ、「でもあとはうっすらずっとつらい。内通者も判明した。でもあれは親が悪い。あと最新話は大ダメージだからその先が配信されてから見たほうがいい。私ですらつらい」と言うので一気に見る気が失せる。
「…でも見た方がいい?」
「倍速でいいから見て」
うーん、と唸る私に、「轟くんと、かっちゃん、がんばってるよ…」と娘。それはそうだろうが。「上鳴と、やおももちゃんは、それぞれのやり方でがんばっているし、心操くんも出てるし、透ちゃんはめちゃくちゃかわい…」とネタバレに入っていくので、わかった見る見る見る、と娘を追い払う。
心操くんが出てるなら見ようかしらん、と天井を仰ぎながら、A組対B組は楽しかったなぁ…と懐かしむ。
A組が一丸となって戦う様子が予告で見られたので、8月の映画は見に行くつもり。