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【MIDI2LR】仕事の簡易レタッチを8000円で爆速化した【X-Touch Mini】

最近、すこし変わったプロジェクトに参加している関係で、「少しの明るさ補正と角度調整とトリミング」といったレタッチを、Lightroomを用いて、1回に数百枚、それを数十回ほどやることになりました。
初日はそれこそ真面目に(?)キーボードとマウスでやっていたんですが、これが地味に面倒で、これを機に機材をアップデートすることに。買ったのは以下です。

これ、DTM用のMIDIコントローラーというものらしいんですが、そんなことはどうでもよいくらいに写真編集に便利な品です。具体的に言うと、

・パラメータ(露出や角度など)を上のノブをぐりぐりやればいじれる

・次の画像に行く、右回転、レンズプロファイル適用などを1ボタンで

できちゃいます。これがめちゃめちゃ革命で、作業のスピードが単純に3倍くらいになりました。実際の速さはこんな感じ。これ、めちゃくちゃテンポよくないですか。あと、右手だけを酷使しない感じが長時間の作業に優しい。

詳しい導入方法については以下を参照しました。上の方の記事の「絶対値・相対値のノブの設定」を読みつつ、下の記事を読めば設定が簡単に出来るはずです。(ほかにもいろんな参考サイトがあります。それでも記事を更新したのは、買ってから、想像よりも便利で感動したためだったりします。)

特におすすめしたいなぁと感じたのは、比較的環境が同じ状況の写真を大量に簡易でレタッチする人でしょうか。ブライダル、ライブ、乗り物、エトセトラ。そのあたりを一度に50枚以上サクッとやっちゃいたい人には正直必携と言ってもいいかもしれないです。

ちなみにX-Touch Miniは「LAYER A/B」というボタンがあり、これを押し込むことで、1つのノブやボタンに2種類の機能を割り振ることが出来ます。(Aが点灯している時はAの機能のみ、Bが点灯している時はBの機能のみ、というように)。本来的には色々頑張れば8種類とかきっと出来るんですが、私は2種類で十分なので、

Aに「画像の回転とトリミング、最低限のレタッチ」機能
…露光量・コントラスト・色温度・色被り・変形(角度)・変形(拡大・縮小)・右回転・左回転・レンズプロファイル・次の画像・前の画像等々

Bに「画像のレタッチを少し真面目にやる」機能
…変形をなくし、代わりにハイライト等を追加

を割り振って作業しています。意外と皆知っていつつ実践投入している人は少ないであろう、MIDIコントローラー。特に作業中のサクサク感は動画を見ないとわからないはず……と思い、記事を更新してみました。loupedeck買ってもいいんですが、正直個人的にはあれはデカいからパス。こっちはコンパクトだし必要十分って感じでしょうか。良かったらぜひ、導入してみてください。




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