僕等がいた

#映画にまつわる思い出

映画は1人で観に行きたい派。
理由は2つ。

1つ。その時間がもったいない。

せっかく誰かと会っているのに無言で過ごす2時間が非常にもったいないと感じる。同じものを共有・・・って話になるなら前もってお互いに見ておけばいいじゃん。
映画が嫌いなわけではない。
「誰かと過ごす」とき、その過ごし方にはたくさんの選択肢があるわけで、
なぜそのたくさんの選択肢の中から「無言」が基本条件である映画を選んじまうんだ。
「無言」が嫌いなわけではない。
せっかく誰かと過ごすのに無言でなくてはいけない環境にわざわざ身を置くのが嫌。

2つ。感傷に浸りたい。

映画を見終わった後の感想言い合う流れが嫌い。
まだそんな気分じゃないんだよなぁ。
エンドロール後しばらく、映画の内容を染み込ませたい。
読書感想文を書くために本を読んでも面白くないって感じ。
もっとちゃんと没頭して映画を見たい。

で、映画にまつわる思い出ですが、
高校生の時、彼女と映画を見に行ったんだ。
映画上映中ずっと、
私は彼女側の手すり半分に手を置いていた。
少女漫画「僕等がいた」でそんなシーンがあるんだ。
その後漫画では二人は手をつなぐのだが、
現実は手をつなぐことはなかった。
なぜか。
彼女は映画に没頭してたからだよ。
畜生め。
没頭したいなら一人で見に行けよ。
以上。アオハル。


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