詩「MとW」(2009.3.23)

「MとW その1」

アルファベットの頭文字

今や何にでも使われて

氾濫しすぎて頭の中は混乱します

日本語までが犯されて

空気を読めないことをKYって言うんです

初めはびっくりしたけれど

市民権を得たのでしょう

国会で議員さんもけっこう使っていましたね

そして今度はMW

なぞ解きの様ですが

何のことだと思います?

間が悪いと解釈します

なるほど!と呆れるでしょう

会話の中にこんなのが次々入ったら

私達はお手上げですよね

では最後に FMとは何でしょう

FM放送ではありません

ごめんなさい これは私の頭文字

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「MとW その2」

似ていて非なるもの MとW

私の中のMはMUST

しなければならないのMUST

つまり義務のM

そしてWはWANT

〜したいと思うのWANT

つまり自分の意志

この相反するMとWが

日常の私の行動に関わっている

義務には心が伴わない

ねばならないでどれだけ多くをしているか

したいと思って動くならばどれだけ楽しいか

豊かな日々を送る技は

MをひっくりかえしたWに切り替えて

WANTの気持ちになればいい

ただそれだけのこといつも頭にはある