3度目の妊娠のはなし〜妊娠初期まで編〜

はじめまして。現在年子を育てながら3人目を妊娠しております。

3度目の妊娠となると、周りからは"ベテランだね"とか"慣れてるもんね"と言われがちなのですが、全くそんなことはないという気持ちで書いてます。なので"あれ?経産婦じゃなかった?"と思われるかもしれませんが、優しく見守ってください。笑


今回の妊娠計画は、そもそも私も夫もきょうだいがいる家庭でしたので、そろそろ欲しいなという気持ちは夫に伝えていました。

ちょうどその頃、夫の転職に伴い私が退職することや初めての土地に住むということもあり、ガラッと環境が変わるタイミングでした。

そのようなこともあり、私の気持ちとしては新しい環境で子育てに重点を置いて暮らしができるタイミングだと心の中で思いました。

今まで正社員で子育てしながら働いており、子どもたちに向き合う時間が思ったよりも取れなかったことがどうしても心に引っかかっていました。また、育休明けは預けた託児で洗礼を受け、復帰2週間で子どもの入院のために有給消化し始めまして、半年の間に毎月1/3程度しか出勤できませんでした。その中で付き添っていた私も病気になってしまって入院することもありました。

なにより職場のスタッフへの申し訳なさや夫の転職のために退職するやりとりを上司としなければいけなかったのがものすごく自分自身にとってストレスでした。正直鬱っぽくなっていたと思います。

そんな生活に終止符を打てたことがまずは私のメンタルヘルスを向上させることに繋がったのです。

前置きが長くなってしまったのですが、そんなこんなで3人目への希望が高まっていた訳です。そして夫に「やっぱり3人目が欲しい。子育てに重点を置いてみんなで暮らしてみたい。」とはっきり伝えました。これは今までできなかった私の希望でもあったので。

夫は何度も私から言われるうちに本格的に妊活や3人目の事を前向きに考えてくれるようになりました。

やっぱり、妊活はパートナーの協力なしには出来ないのでね。ここはしっかり向き合ってもらいました。

そして互いの前向きな合意と決意のもと、妊活を開始。ここは妊活の話になってしまうので割愛。3人目の妊娠が昨年秋頃にわかりました。妊娠検査薬で検査する時のワクワクドキドキ感は人生の中で1番かもしれないです。何度妊娠しても毎回感じています。これは特権かな(*^^*)



ここからは私の妊娠期の体調やメンタルについて感じた事や起きた事を書いていきますね。


まず、妊娠が分かってすぐあたりの妊娠3ヶ月頃からつわり開始です。今回のつわりは主な食べづわり。他にも味や匂いに敏感になったり吐き気が増すなどの症状がありました。そこで1番辛かったのは子どもたちの朝の登園。1日で一番具合が悪い時間帯だったので毎回吐き気を我慢しながら送っていました。


保育園に行っている間はもうひたすら横になって休んでました。空腹で吐き気を感じているのに中々食欲も湧かず何とか食べては横になり、時間が経ってから歯磨きをするっていう流れでした。つわり中はこれが日常なので、メンタルがすり減らないように維持するを目標として自分を甘やかしていました。もうそれしないと無理ですね。


降園の時間からは夫が帰宅するまで頑張らないといけない時間帯。

帰宅後のルーティンは子どもたち1人ずつ手洗い補助。

それから保育園リュックから荷物を出して確認作業。洗濯物選別からのスタートボタンプッシュ。(ここに泥まみれの服や食べ物の汚れや排泄物で汚れたものがあると手洗い時間挟みます⭐︎)

子どもたちには好きなテレビを見せつつ、お腹が空いてて機嫌が悪い2人におやつをあげる(食前なのにあげます。あげたくないけど無理だもんね⭐︎)。

その間にごはん作りをして(なぜかキッチンによく来る子どもたちを相手しながら)出来たごはんを食べさせて(好きなもの作っても食べない時は食べない。そして椅子の周りはごはんまみれ⭐︎床にも落とすし投げる⭐︎そんなもんだよね)

1人ずつ手洗い連れて行って後片付け(テーブル拭き椅子拭き床拭きと仕上げの掃除機⭐︎)して大仕事ひとつ終わり。

と思いきやオムツ交換タイムで座っていられないしトイレトレーニング中の上の子にもさりげなく声をかけてトイレ誘導。

トイレが落ち着いたらやっと、やっとすこしだけ椅子に座れる。というか座る。ここまで2時間くらいかな。

あとは大人のごはん作りとお風呂が待っています。でもつわり中でキツかった私。子供のごはん作るときに大人の分まで用意できなかった時は夫に作ってもらってたか食べないか買ってきてもらってましたね。無理な時は動かない。

お風呂は自分の体調がいい時と夫の帰りが遅いと分かってる時だけワンオペで頑張ってました。お風呂といっても子供を連れて行くところから子供たちに服を着せるところまで全部なので、瀕死です。

夫が帰ってきてくれたらもう後はよろしくって感じで託してました。夫も疲れて帰ってきてるの分かってるんだけど、正直こちらにも余裕はないので丸投げします。家にいたのに何でこんなに疲れてるの?とかつわりだって分かってても思ってたとは思うけど。

大人もご飯食べたりお風呂入ったりして最終段階のねかしつけ。

つわり中だと横になったらいくらでも寝れたのでベッドに入ってからは身体も休むモードに突入。でも、下の子は腕枕しないと寝れないし上の子は私の髪を触らないと眠れないから結局ゆっくりは寝られないんですよね。

夫はのび太くんなので布団に入って秒で意識飛びます。起きないし。なので夜泣きや子供達を寝かせてから移動させるのに起こすとめちゃくちゃ不機嫌。起こすのもかなり大変だけども。

そしてやっと眠れる私。おつかれさま。

そして思う。つわりは毎回違うと。

上の子の時はフルーツがすごく食べたくて苺やキウイ、みかんなどローテーション。トマトもハマってた。

下の子の時は炭酸飲料が苦手になり、どちらかというと酸味のあるものやしょっぱいものを欲してました。酢飯が一番好きだったかも。

今回はフルーツ欲することはあんまりなく、でも炭酸飲料は飲みたい。しょっぱいものも甘いものもどっちも食べたい。みたいな感じです。

全部のつわり時期に共通してたことは匂いつわりと味覚の敏感さ。

お刺身を美味しく食べられないことや、食品添加物の味がモロに分かってしまうこと。料理を作っても下処理甘いとそれも分かっちゃうような舌になってます。

匂いは強烈であればあるほど吐き気をもよおすしキツい匂いがだめなんですが、柔軟剤等も無理でほぼ無香料か微香程度のものに変えてます。なので無臭にこだわるようになりました。

妊娠でこんなに変わるんだなぁってくらい毎度感じでいることではありますが、入院レベルの悪阻にならなかっただけありがたいですね。


そして社会の中で仕事をすることを一旦休んでいたことも大きくストレスが軽減されたことのひとつです。

休むことって大切なんですよ、本当に。

私は休むことが下手くそで、休んでいると色々考えちゃうんです。"自分は何してるんだろう"とか"専業主婦なのに全然家のことできてない"とか"働かないと家計やばくない?"とか。もう永遠に考え続けちゃうのが私の悪い癖なんです。

でも、つわりがあったからこそ、"身体のために今は休もう"って思えて。罪悪感が減ったというのかな。そこはつわりに感謝です。笑

メンタルは正直上がったり下がったりを繰り返してました。毎日楽しいことばかりではないですしね。子育てうまくいかない日の方が多いです。

私は嘘をつけないくらい真面目に物事と向き合う性格もあって、そんな自分に疲弊することばかりです。鬱っぽくなりやすいと自覚しています。

だからこそ自分のメンタルをいいところまで持ち上げようと思うとキツくなってしまうので、維持できればいいや、くらいに考えられるように努力してます。

妊娠中だと普段よりも明らかに自分のアンテナが増えて敏感になってしまっていることにも気付きました。

だから「休む事が仕事」くらい脳に錯覚を覚えさせたいです。

うまく息抜きできてる方が、一緒に過ごす家族も楽だし楽しい。ママが怖い顔して過ごす時間をなるべく減らせる方が自分にとっても周りにとってもいいですよね。


コロナ禍で外出はほとんどせず引きこもっていましたが、他者との関わりに疲れていた私は、それはそれで心の安寧が保たれていたのです。


こんな妊娠初期を今回は過ごしました。

妊娠中期のお話はまたこんど。


最後までお読みいただきありがとうございます。興味を持っていただけたら幸いです。






親も子どもたちも笑って過ごせる日々がなによりです。"笑顔になれること"にありがたく使わせて頂きます。感謝を込めて。