余韻
昨夜は一昨日の余韻に浸っていた
本当に会いたくて会いたくてしょうがなくて、こんな夜でも変わらずにLINEをしてくれる友のありがたさに思いを馳せるなどした。
家に面した通りに、少しにやりとしながら、こちらを向いてスピードを緩めながら停車するシーン。
車の青と軽の車両の形、後ろの赤の壁と運転席の彼女、差し込む日の光、周りの街路樹や公園の緑、青空、雲。
いい絵だった。
ある車の音がして、私は見ずともなんだか確信があった。
目が合って、私は助手席に駆け込んだ。
5/11
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