見出し画像

格闘ゲームはゲームではなく格闘であると理解した話

ブリジットに釣られてセール中にGGSTを買って放置していたのですが、以下記事のDiscordサーバを見つけてはじめることにしました。

ぶっちゃけまだサーバで質問やらコーチングやらをせずに、ひたすら一人でコンボ練習やらCOM戦やらをやってようやく10時間程度遊んだのですが、その上でなんか初心の持ち方がそもそも違っていたな、ということに気づいたので書き起こしておきます。

格闘ゲームはゲームというよりは格闘に近いものである。これが他のゲームと比較して異質なところだということに今更気づいた。格闘ゲームはキーやらパッドやらを介して電子演算処理し勝敗が決する格闘であって、ゲームというより格闘シミュレータと呼んだ方が良い。

格闘なので、隙があるともれなく死ぬ。慈悲はない。故にいきなり実戦に行くと即ぶちのめされる。だが、これはゲームではなく格闘なので仕方がない。いきなりオンライン対戦で勉強しよ、とか考えても紛争地帯に行ってリロードを憶えようとしているようなもんなのでボコボコにされる。

また、隙があったらそこに攻撃を叩き続ける、というゲームシステム上、やられるときは一方的にやられる。これが心が折れやすい理由なのだと思った。まぐれ勝ちが発生しづらいのもそのせい。刃牙の登場人物に素手で殴りに行って勝てるはずがないし、素手で殴る隙を見せてくれるはずがない。

これだけ聞くと救いは無さそうに聞こえるが、そんなことは(一応)ない。
実戦の格闘と違い、相手は複数キャラクターに限定されている。相手は師範代かもしれないが、やってくる攻撃は限定された師範代なのである。要するに、動きを理解し対策を立てることができれば勝てる。
が、それが簡単なはずがない。だが、対抗手段が無いわけではない。ここに楽しさを見出すかどうかが格闘ゲームもとい格闘シミュレータの真髄であると感じた。

以上より、格闘ゲームをプレイすると言うことは、格闘で相手を殴り倒すことなのだと理解したし、そのために相手が見せた隙をコテンパンにたたきのめす練習をするのが大切なんだと感じた。

で、実際練習し始めたのだが。格ゲーはブラインドタイピングに近いと感じた。まずは目と脳と指(パッド勢なので指です)を使って自分の考えた動きを適切に行えるようにすることが必要なのだと感じた。これは、脳内で考えている文章をキーボードでスムーズにひっぱたけるようになるまで練習しているようなものだと思う。
ここにフレーム単位での入力受け入れがあったり無かったりするのだから、もう本当に指にしか教えるしか無い。それができるようになった上で、そのコンボを繋げる・差し込むという練習ができるようになるのだと思う。

なので、まずはひたすらに脳と指からの入力を正しく行うことを練習し続ける。多分、コンボ術とか、差し込みがどうとか、この動きがつよいとか、そういうのは「文章力」みたいな、そもそも文章を打ち込めるようになった人をターゲットにした情報なので、まずはひたすらに、やりたい動きをやりたいようにできるまで練習するべきなんだと思った。こういう練習を楽しいって思える人には格闘ゲームは向いているのだと思う。

で、今自分がどんなことをしているかというと、アーケードモードやコンボ練習、ミッションにあるの基礎コマンド入力練習、もとい「タイピング練習」をやっている。

自分の指で自分の思うようにブリジットを動かし、どこをおしたら何が起きるかを理解するところから全てが始まる。ということで、先は長いが、ひたすら続けるしか無いと思う。辛い。

だが、一つだけ救いがあるとしたら、ブリジットを動かせるだけでもうどうでも良くなる瞬間がある。かわいい。性別がどうとかどうでもいい。ただ幸せであっていてほしい。だが、そのためには立ちはだかる敵を俺がボコボコにできるようにならないといけない。相手をボコせるようになるまで練習するしかない。まだ誰に見せるかも解らないコマンドをひたすら打てるようになるまで打ち続ける。

ということで、格闘ゲームはじめて数日の感想でした。これをできるようになるのは相当遠いと思う。でも、やってりゃできるようになりそうにも思えた。キーボードひっぱたくのが早くなったのだって、結局は毎日しょうもないことをツイートしたりブログにしていたりしたからで、それと同頻度で叩けばそれなりに入力できるようになるのではないかと思う。まずはそこから。頑張ります。オンラインで10勝できたらこの話題を再度ここに書こうと思います。それでは~。

投げてくれると嬉しい