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【セトリ予想】UNICITY vol.2【セトリ妄想】

今回も一応やりますセトリ予想。

さてこの公演、恐らくこれまでのライブの中で最も「予想出来るわけねえだろレベル」、略称よでねレベルが高い。もはやカンストしている。
というのも、楽曲に制限が無さすぎるばかりでなく、ゲスト・イズミカワソラさんの登場やカバー楽曲の存在なども相まって、多分選曲とか以前にライブの構成が根本から違うと思われるからだ。
なので、以下はセトリ予想というより、セトリも含めたライブの流れの予想になる。書いておいてなんだがこんなライブあるわけねえだろ(半ギレ)

予想

00 絵の具(r-r ver.)(イズミカワさんによる生演奏版)

01 クロスハート1号線(advantage in a long time)(ピアノあり)
(イズミカワさん一旦ステージから捌ける)
02 アンチ・トレンディ・クラブ
03 I wanna believe、夜を行く
04 シグナルABC
05 Catch up, latency

(なんかやたら気の抜けたMC)

05.5 UNICITYのテーマ
06 サンタクロースは渋滞中
07 セレナーデが止まらない
08 水と雨について
09 コーヒーカップシンドローム
10 スノウリバース

(なんかやたら気の抜けたMC)

11 カバー①
12 カバー②
13 カバー③

(イズミカワさん再登場&MC)
14 ソラまで
15 等身大の地球儀
16 等身大の地球(ピアノアレンジver.)
(イズミカワさん一旦ステージから捌ける)

17 2月、白昼の流れ星と飛行機雲
18 ノンフィクションコンパス
19 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
(イズミカワさん再登場)
20 mix juiceのいうとおり(ピアノあり)

<ENCORE>
(なんかやたら気の抜けたMC)
(その状態で繰り出される重大告知)
21 (謎の新曲)
22 kaleido proud fiesta
23 Micro Paradiso!

アンコール含め全23曲、おまけにMCも多めとスーパーボリューミー。ワンチャン「今日は……長いよ?」さえ聞けちゃうかもしれない。

折角イズミカワさんがいるので、SEは生演奏。もちろんフル。
いつも通り、曲中にユニゾンのメンバーも出てくる。

幻想的な音像で空間を澄まして、いざ斎藤宏介の開口一番は『ふと見上げる夜空が四角だから』。
「クロスハート1号線(advantage in a long time)」を1曲目としたのは、イズミカワさんがいるのでピアノ有りの曲だと良いなというのと、何かと文脈が作りやすい気がしたからである。『「それでも多分この街(=UNICITY)をずっと 愛したいんでしょ」』とか、『約束の日(=20th)まであと少し』とか。『みんなは「何だそれ」って笑い飛ばすだろう でも君ならわかってくれる気がする』も、物好きしか集まらないFCライブだからこその意味が生まれるだろう。
ただ問題はあって、この場合、「君」はファンということになるわけだが、ファンに向かって『君が僕を好きなこと知ってるはずなのに こんなに僕も好きだから』はちょっとあざとすぎるんじゃないか?いつだってファンとの距離感に気を付けてるユニゾンがそんな……そんなことするか?いや、しない(反語)。

文脈を優先するとあざとさが出てしまう、この接近-回避の葛藤をどう解決するか。
2曲目で突き放せばいいのである。

ということで「アンチ・トレンディ・クラブ」。一緒にいるのは『できるだけ短い時間』。外連味を塗りたくった治安悪めソングで揺り戻しを図る。
それと、「君が僕を好きなことを知っている」状態で放つ『つよくてやさしい僕たちは お気に召さないですか?』は、もうこれこそ反語でしかないというか、「召します……♡」と屈服するほかにない。選択肢なんて端からないのに、ただイタズラのためにこちらの能動意志に委ねるのだ。こんなんもうエロである。エロチシズムとは、① 性的関心、興奮を呼びおこすようなもの。「色気」とほぼ同意であるが、それをやや哲学的、肯定的にとらえたことば。②文学、劇、絵画などにおいて、性的なものを強調すること。あるいはそういう傾向、表現。(コトバンクより引用)

ともかくバランスは取ったので、あとは勢いである。『多数みんなが好き なものだけが正義』からの『強いだけが正義ならば ヒーローなんていらないし』で「正義」つながり、「I wanna believe、夜を行く」。『強いだけが正義ならば ヒーローなんていらないし』からの『過度な偉業を成し遂げたスーパーなヒーローを横目で見てる』で「ヒーロー」つながり、「シグナルABC」。『順を置いて走り出せ』からの箱庭駅伝アニメタイアップソング「Catch up, latency」。20周年の幕開けライブとしても「記念日と称してしまえ」は効いてくるはず。あとレイテンシーくんはNinth Peel nextで絶対やると思わせておいてやらなかったしな けもの道はやったのによ そろそろ表出ろよオイ、シャバの空気吸わせたろか?

1ブロック目が終了、普段のライブなら給水だけしてすぐ次のブロックに差し掛かるところだが、ここは物好きの魔境UNICITY、どうせMCがある(褒め言葉)。それも片意地を一切張らないやつ。何ならベースおじさんとドラムおじさんも喋るんじゃないのとさえ思う。少なくともドラムおじさんは絶対喋る。

で、2ブロック目の始まりは、あろうことか「UNICITYのテーマ」。詳しい内容についてはFCコンテンツなので割愛するが、まあ、なんか変なテーマソングである(過不足のない説明)。
存分にふざけ倒し、ノンストップで「サンタクロースは渋滞中」。街がライトアップ。『昂るのは寒さのせいじゃない』とは言うが、私が行く公演は北海道札幌市なので普通に寒さで昂ると思います。
『流行歌なんてなぞらないで』からの『話題の知った風なラブソングなんかで』で連想、「セレナーデが止まらない」。さらに突如として現れるヤバ選曲「水と雨について」。そのままマイナーロック(キー的な意味でも知名度的な意味でも)であり、『雨』でつながる「コーヒーカップシンドローム」。激情的な音を滾らせて、緩急をつけるかのように「スノウリバース」。カップリング人気投票1位だしやりそう。余談だけど、今カップリング投票やったら放課後マリアージュめちゃくちゃ上位にいると思う なんかめちゃくちゃ人気じゃないあの曲?分かる最高だよな。

これで2ブロック目終了。最後に「さよならサマータイムマシン」でも持ってこようかと思ったけど、冬の曲に始まり冬の曲で終わる方が綺麗な気がしたので無し。

またゆるゆるMCがあって、次はカバーゾーン。何をカバーするのかまではもう予想しないっす 私は世の音楽(特に邦ロックとアニソン以外)を知らなさすぎるため……。

4ブロック目、ステージにイズミカワさん再登場。田淵智也作詞作曲の『ソラまで』を歌い、斎藤宏介とのデュエットで『等身大の地球儀』からの『等身大の地球(ピアノアレンジver.)』。

再びイズミカワさんはステージ袖に捌け、暗転。ここに来てようやく、MC無しで次のブロックを始める。「2月、白昼の流れ星と飛行機雲」。突如として現れるヤバ選曲その2。ここでやらないともう一生やらない気がする。

インディーズ時代のバラード枠はもうひとつ「サーチライト」があるが、こっちは20周年ライブかなあ……。

ライブもそろそろ終わり、終盤の盛り上げ切り込み隊長は「ノンフィクションコンパス」。「カップリング」と「ユニゾンの王道系」のベンズが重なるところにいたのでセレクト。続けて、知らない人が見たらラノベのタイトルだと思うであろう楽曲ランキング堂々の第1位「誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと」になだれ込む。

そして最後は、再び登壇したイズミカワさんのピアノから始まる「mix juiceのいうとおり」で大団円。

アンコールは、やっぱりゆるい感じで出てくる。そのゆるい状態のまま、記念曲リリースしますとかベストアルバム出しますみたいなとんでもないことを抜かしやがるので会場にいる全員が半ギレする。いや、半ギレはふたつ合わせると全ギレになるので、観客の数が偶数なら半ギレではなく全ギレだ。

で、その記念曲とやらを演奏すると予想。FCツアーを使って練習しておいて、20周年ライブで完璧にキメる算段である。
その後は、思い出したかのように代表曲「kaleido proud fiesta」を演奏。やっぱこれだねという気分になる。

最後は「Micro Paradiso!」。この曲に関しては、以前にこんな記事を書いたことがある。

詳しいことは↑を読んだり読まなかったりしてほしいのだが(二年前の文章なので恥ずかしさがある)、ざっくり言うと「Micro Paradiso!は本編またはアンコールのラストでしか演奏されない曲なんじゃないか」と考えている。

で、本編のラストはmix juiceにするのが綺麗な流れな気がしたので、じゃあアンコールですかね~の気持ち。

まとめ

というわけで、以上が私の予想、もとい妄想である。なんかやっぱ普通に無理でした。多分全体の1割も当たんないんだろうな。妄想はするだけタダなので良い。

ちなみに、最新シングルであるところの「いけないfool logic」及びそのカップリング「あまりに写実的な」については、今年のワンマン及び対バンでは一切やらないんじゃないかなと思う。21年目、通常運転を再開したときの一発目の弾かなあと。「TOUR 2025"いけないfool logic"」みたいな。
でも、表題曲に関しては最新という名目もあるので、フェスではたくさん演奏されると思う。そのため、今年のいけないfool logicは「やたらフェスで演奏されるが故にあたかもフェス限定曲のような顔をしているが、その本性はCメロのリズム転換など予測出来るはずもない初見の人たちから呆気を根こそぎ取ることで悦びを覚える枠」としてその地位を恣にすることだろう。


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