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振り返り、反省しながら体制を整えてちょっとでも進む

はじめまして。
一般社団法人はぐみ代表の丸岡紀子と申します。助産師です。
数十年の病院勤務の経験を経て、地域のお母様方からの育児相談、乳房ケアなどの活動を行っています。

加えて昨年、当法人を立ち上げ妊娠SOS相談窓口を開設しました。
現在は、特定非営利活動法人10代・20代の妊娠SOS新宿-キッズ&ファミリーさん(以下SOS新宿さん)と一緒に活動しています。

「ここに相談してみて下さい。」
ほかの相談場所を紹介するだけでは、その方の、前向きな生き方のための支援につながらないこともありますよね。

SOS新宿さんのアウトリーチ、深夜までの相談受付など、とことん、寄り添う姿勢に頭が下がります。支援し続けて6年(開設時からずっと)という方もおられます。一緒に動く中、1ケース1ケースごとに勉強させていただいています。

相談される方の中には、幼いころから成育歴に恵まれなかった方も少なくありません。
「あー、そうか。そうやって頑張って生きてきたんだね。」と、せつない思いに駆られることも多いです。
「そうやって、自分を守りながら、生きてきたんだね。」
「こうなったのは、あなたのせいじゃない!」
こどものころから「愛されて育つこと」の大切さを感じます。

おなかの中に宿った命は、どの命も平等。
こどもは、いつどこで誰のところに生まれたとしても、平等に愛されて育っていく権利があると思っています。

こどもを愛情いっぱいに育てていくことが、
人間性豊かな人材の育成につながり、
日本の明るい未来につながっていく?

こどもを生まない決断をした方は、その後の人生を、前向きに生きられるように支える。
自分で子育てすることを選んだ方は、支援を受けながら、子育てする。
出産するしかない。でもどうしても育てられないと、決断した方は、安心できる方にお子さまを託す。
そんなサポートしていきたいと、他の団体様と相談しながら準備を進めています。
道は、険しい~ですが。
※(自治体に対し特別養子縁組支援団体として、許可申請していましたが、反省するところもあり、いったん申請取り下げ立て直しをしています。)

今後は、活動報告をこのnoteから発信していきたいと思います。
妊娠、出産の悩みを境に、生きにくさを抱えた女性、家族、お子さまたちが少しでも、前向きに、明るくに生きることができるきっかけの1つになりますように。