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福島の友人と命の恩人

ほんとうならこの日、去年に引き続き福島にいたはずなんだ。かなり熱めの飯坂温泉の露天風呂につかって、今日の講演会の出来不出来を反省していたはずなんだ。

もっともこのご時勢。
講演会のオファー段階から、
“コロナ渦の様子を見て、中止もありえる”とのことだった。
楽天家の俺としては、そんなことはないだろうと高をくくっていた。
のに。
この情勢を鑑みて、イベントが中止になってしまった。

すげー悲しい。
福島には旧友がいる。恩人がいる。
まず旧友。
爆笑問題ファンにとっては懐かしい名前かもしれないが、放送作家のYAS5000だ。あいつは今、地元福島に戻って復興の仕事を頑張っている。

そして命の恩人だ。
福島医科大学、移植外科の教授・丸橋茂教授だ。
わたしがテキサス州ダラスにあるベイラー医科大学病院へ肝臓移植のために入院していたとき、丸橋先生も日本から臓器移植医としてベイラーで働いていたのだ。

この人がいなければ、俺のテキサスライフは悲惨なものになっていた。
なんだよ。
ふたりに会えることを、すげー、楽しみみしてたのに。

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